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買ってよかったもの 2023

 とりあえず本と舞台のチケット以外で……。

ノイズキャンセリングヘッドホン

 スマホの有線イヤホンの穴が消えてしまって途方に暮れていた。なくならないでほしかった。
 以前から買い替えるならノイズキャンセリング機能付きのものにしたかったのだが、今年は確実に推しのセンター曲とソロ曲が発表されるじゃんと思って奮発した。イヤホンは小さくて失くしそうなのでヘッドホンを買ったところ大正解だった。
 わたしは背後でざわざわごちゃごちゃと人の話し声がする状況が苦手だと気づいたのだが、ヘッドホンを装着すると、どこにいても「物理的に耳を塞ぐ=守られている=安全」みたいな気持ちの切り替えになってかなり良かった。服屋さんに入る時、自然に「わたしは音楽を聴いてますよ!わたしに話しかけても聞こえませんよ!」感を出せるようになったのも人見知り的安心ポイントが高い。無駄に挙動不審にならずに済む。
 最近めっきり寒くなってきたけど、これを付けていると耳があったかいのも良い。

らくらく服薬ゼリー

 これは偉大な発明だ。本っ当にありがたい。
 昔はちゃんと水で錠剤を飲めたのに、なぜか今年に入って全然飲み込めなくなった。わけわからん。
 昔、うちの犬に薬を飲ませる時、おやつのチーズに挟んで混ぜたりしても、錠剤だけ器用にペッッと吐き出していて、その様子を見て笑っていたものだ。今はきっとわたしが天国の犬に笑われている。
 苦味をごまかすなら「おくすり飲めたね」が向いていると思うが、ゼリーそのものの飲み込みやすさは「らくらく服薬ゼリー」に軍配が上がると思う。ゼリーの粘性がそこまでなくて、サラッとしていて飲みやすい。
 いつもなかなか飲み込めないうちに薬が溶け始めて口内が地獄になっていたのだが、さっぱりした味だけ残るようになって本っ当にありがたい。
 苦しまずに薬を飲み込めるという感覚を思い出せて感動した。

万年筆 四季織・月夜の水面(霜夜)

 確か雇用祝いに買ったのだけど、呪い始める前にお祝いを買っておいてよかった。だいたい日記と読書記録を書く時に使っている。
 夜空のような色の軸に細かな粒子がきらきら輝いていて美しい。しんと冷えた静かな夜にものを書くのは素敵だろうなと思って選んだ。
 わたしは読書!観劇!みたいな拠り所があれば思ったことや感じたことを確信できて、そうでなくとも文章なら比較的堂々と自己表現ができるっぽいが、日常生活についてはポンコツだ。己の感情を信用しきれず、何でもかんでも疑いの目を向ける癖があるため、別人格か?と思うほど自分の気持ちに自信がない。なので、自分の筆跡で「確かに私はこの時こう思ってこう書いていた」という証拠が残っているとホッとする。安心をくれる道具だ。

デルフォニックス スマホバッグ

 ポケットがない服を着ている時とかいちいち鞄の中を探すのが面倒なので買った。中に仕切りとチャック付きのポケットがあって見た目よりたくさんしまえるし、スマホと定期と鍵をいっぺんに入れられて失くさないのでとても役に立っている。

尊きタオル

早く封を開けろ

 とにかく大好きなスチルなので早く広げて尊き全貌を見たいけど、妙にそわそわと緊張して開封するタイミングを完全に見失ってしまい、数ヶ月間ずっとこの状態で眺めている。いざ広げた後どうしたらよいかまで考えていなかった。飾り方がわからない。ちょっと今このサイズ感の推しが視界に入ってきたら日常生活に支障がありそうなので、まずは実生活を何とかせにゃ……。
 何はともあれ来年のために買っておいて良かった。

番外編・同人誌つくった

 自分への誕生日プレゼントに初めて文庫同人誌を作った。反省点はいろいろあるが、かなり達成感と充実感があった。来年もまた作りたいな。


 時空の認識が雑で、気に入っていても今年買ったのか去年買ったのか記憶が曖昧なものが多かった。ペンライトとポメラを買ったのは去年だった。
 基本的に思い出と記念に残るものにお金を使うことが好きなのだが、何かに熱中したりむしゃくしゃするとよくわからんところで大散財してしまう。硬質ケースデコにハマった時に買いまくったリボンとか。材料系は場所も取るし特に危ない。
 今後は心を穏やかに保って倹約する。

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