自分が1番自分にムカついてる
私は自分を面倒くさいと思っている
日常の中で他人の配慮のない行動やダサい服装、デカい態度を見ると「何やってんのバカなの」と思ってしまう。
人前では口に出さないが、家にいる時や親しい友人の前では歯止めが聞かず激昂してしまいそうになる瞬間が多々存在する。
その度に「口が悪い」と指摘される。
直そうと思っても中々改善出来ず、どうして自分は温厚でないのかと悶々とする。
また、世の中には「怒り」という感情がほぼ湧かない人もいるらしい。
まさに光属性の人間だ。仏のような懐の深さを持った人間がとても羨ましい。
狂犬のように噛みつきそうになる自分がとても恥ずかしい。
細かいところに気付いては「なんで〇〇なん?は?」とイライラためか、自分自身を責めてしまうこともある。
誰も覚えてないようなことさえも「あの時こんなこと言ってしまったから」とか「何であんな決断をしてしまったのだろうか」と不意に思い出して反芻してしまう。
どうしてこんな落ちぶれた人生を送っているのか
自分のことが1番好きで、1番嫌いだ。
自分に1番ムカついてるからそこ、他人にも苛立ってしまうのだろう。
だから、もう良い人になることを諦めた。
口が悪いのも、自分が嫌いであることも、細かいところに気になってしまうのも全て「どうしようもないこと」と受け入れることにした。
私は聖人君子にもヒーローにもなれない
それなら正義のあるヒールになろう。
人間性に欠陥があっても、自分の意志を最後まで貫いて死のう。明確な信念と志を持って生きる悪役にでもなろう。
その代わり自分の大切な存在を守れるだけの力をつけるしかない。
こんなことを思った暇な夜、湧き上がる自分に対する怒りは行動に変えるしかない。
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