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障害者の働き方4つ!そのメリット・デメリット

こんにちは。はるまきです。

私は学生時代に心の病を発症し、療養生活を送りました。その後に特例子会社という障害者8割の会社に入社して働いていました。そんな経歴もあって障害者雇用について少し知見があります。

今回の記事では「障害者の働き方4つ!そのメリット・デメリット」と称して障害者の働き方について説明していこうと思います。


障害者の働き方4つ

以下の4つに分類されます。
・一般雇用(一般企業)
・障害者雇用(一般企業)
・障害者雇用(特例子会社)
・福祉的就労(就労継続支援A型、B型)

それぞれ説明していきます。

一般雇用(一般企業)

これは障害者でありながら一般の人と変わらず働くということです。

下記にメリット・デメリットを書いていきます。

◆メリット
・職種や待遇などが障害者雇用よりも幅広く求人を選べる
・障害者手帳などが必要なく応募できる
◆デメリット
・障害に対して周りは配慮してくれない
・結果的に早期離職率が高い

障害者雇用(一般企業)

これは障害者雇用ではありますが、一般企業で健常者に混じって働くパターンです。

下記にメリット・デメリットを書いていきます。

◆メリット
・障害をオープンにして働くため、配慮がもらいやすい
・一般雇用に比べて自分のペースで働ける
・健常者に混じって働くことができ、刺激をもらえる
◆デメリット
・一般雇用に比べて業務内容や職種が限定的である
・限定的なのに伴って給与も低い
・応募の際に障害者手帳が必要となる

障害者雇用(特例子会社)

これは障害者雇用の中でも障害者が大半を占める特例子会社という分類の企業で働くことです。私もこの分類で働いていました。

下記にメリット・デメリットを書いていきます。

◆メリット
・障害をオープンにして働くため、配慮がもらいやすい
・一般雇用に比べて自分のペースで働ける
・障害者向けの企業なので、配慮やサポート面で環境が整っていることが多い
・障害者同士なので人間関係が築きやすく、協力しやすい
・障害者同士なので昇進のスピードが一般的である
◆デメリット
・企業名で障害者雇用なのがバレることがある
・一般雇用に比べて業務内容や職種が限定的である
・限定的なのに伴って給与も低い
・応募の際に障害者手帳が必要となる

福祉的就労(就労継続支援A型、B型)

これは一般企業で働くのが難しい方に向けて就労の機会を提供して、生産活動を行えると同時に能力向上ができる就労継続支援事業です。

下記にメリット・デメリットを書いていきます。

◆メリット
・配慮をもらいながら働ける
・障害者同士なので人間関係が築きやすく、協力しやすい
・手帳は必要がない
◆デメリット
・軽作業などの業務が大半である
・最低賃金程度しか給与は発生しない

まとめ

障害者雇用について4つの働き方について見てきました。

これから働きたいという方にとっては、どのメリット・デメリットが自分に大きく影響するかを考えることが大事だと思います。

私の場合は「療養を経てアルバイトレベルなら十分できる。その中で業務内容は二の次で、配慮をもらうことができて長年継続的に仕事ができる企業」だったので、障害者雇用(特例子会社)に絞って受けました。

人によっては自分のやりたいことを照らし合わせて、どのようなレベル感であればできるのかなどを考えていただければと思います。

少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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