見出し画像

Web業界の面接で最も重要なのは「和み」【エンジニア転職】

こんにちは。はるまきです。

Webエンジニア転職を目指す人で躓きがちなのが面接です。ある程度プログラミング学習をしてきたり前職でまあまあの実績があったりしても、最初の方は落とされてばっかりだったという話を聞きます。人によっては「この段階が一番辛かった…」という人も結構います。私もこの面接が苦手すぎました。

面接に臨む前に準備するべきことの情報はもうたくさん出回っています。よく言われるものを列挙していけば、ハードスキル(技術・経験・知識)、ソフトスキル(コミュニケーション・交渉の上手さ)、将来的な展望(将来の夢・仕事に求めること)、人柄(性格・主体性)などがあります。

ただこれらを満たせば必ず受かるかと言えばそうではないです。逆にこれらを満たさなければ落ちるというとそうではないです。じゃあ何が重要なのかと思いますよね。そこをご紹介するのが本記事です。

弊社の採用担当や今まで知り合った採用担当の方々などWebエンジニア採用に関わる人たちが口を揃えて言っていた情報なので確かです。もしかすると他の業界でも通用することかもしれないです。

ちなみに面接対策に関しては私が実際に利用してとてもお世話になったMENTAのメンターさんがいるので、もしご希望の方はお繋ぎすることができます。お気軽にTwitterのリプライやDMをいただければと思います。

ズバリ「いかに面接の場を和ませるか」が重要

タイトルでも言っていますが、結論「和み」です。「和みってなんだ」という方もいるかもしれないので、具体的に言うと「笑顔や笑いを交えること」だと定義しています。

「そんなに重要か?」と思った方もいると思います。「ハードスキル、ソフトスキル、将来的な展望、人柄を差し置いて重要ですか?」という質問もあるかもしれません。

それに答えると、もちろんハードスキル、ソフトスキル、将来的な展望、人柄は問われます。問われた上でそれと同じくらいその場の和みが重要だということです。

なぜ重要なのか

ではなぜ和みが重要なのでしょうか。大きな理由は2つあると思っています。

①周りと協調していけそうな印象を持つから

面接の場という堅い場で笑顔や笑いを持ち込めるというのは、面接官からするとチームでも場を和ませられる人なんだなという印象を持ちます。エンジニアだけに関わらずWeb業界というのはチーム仕事が多いので、周りと馴染んで協調して働いていけるかどうかの部分はとても重要です。

またエンジニアと言えど交渉や打ち合わせの場にはガンガン出ていくこともありますので、そこの場で相手に好印象を持ってもらう意味で笑顔や笑いを提供することは大事です。

中には笑顔も笑いもなくただ淡々と作業をしていきたいという方もいるかもしれません。ただそれはあくまであなたの価値観であって、一般的には通用しません。雑談でもいいので笑顔や笑いのある場を作ることはビジネスを円滑にしていく上で明らかに重要です。

たとえビジネスライクな笑いや笑顔であってもいいので、周りに愛想良くしていくことはある程度求められます。

さらに言えばとある採用担当の人はこの和みの部分で「長く働いていけるか」さえ見ていと言っていました。笑顔や笑いがない人は「周りと馴染めなくてすぐに辞めてしまうかも…」と判断さえするらしいです。

②面接官の印象に残るから

あなたが月に10人程度を面接する面接官であることを想像してください。たくさん面接をしてきた中で印象に残らない人は、そもそも面接を通過させようという気持ちにはなりませんよね。面接官を担当している方で「正直、面談内容や学習内容、経歴がユニークでないと飽きるし忘れる」と言っている方がいました。ユニークというのは必ずしも面白いという意味ではなく、印象的であるみたいな意味です。

もちろん印象に残る・残らないは「和み」だけで決まるものではありませんが、人間は感情によって動く生き物なので、逆に面接の場で和んだということであれば、面接官の印象はそれだけで強いです。

ちょっと工夫して「和み」でを入れることで印象に残ってたくさんの競争相手との差別化になるのであれば、これはやらないと損だと思います。

面接で和む具体的な方法

とは言っても普段は堅い人がいきなり「和め!」と言われても難しいですよね。そこで面接で和む具体的な方法を書いておきます。

私が実践していたのは以下の2つです。

①自分から笑顔になる

あくまで笑顔なので、急に笑い出そうとかそういうわけではないです。自己紹介などは99%聞かれますが、そういう時に仏頂面で答えるのではなく、何となく口角を上げて眉を上げて答えていくと、それだけで印象が違うそうです。

練習方法としては面接練習をする際に鏡を見ながら行うことです。暗記している段階では仏頂面になりがちですが、暗記ができてきたタイミングで笑顔も意識してやってみましょう。

これに関しては新卒の就活でも鉄板で言われていることだと思いますし「だるいな」と感じると思いますが、裏返せばここを押さえないとダメということです。

②笑えるフレーズやエピソードを用意しておく

これは個人的には①よりも実践しやすかったです。例えば私は自己紹介に下記のようなフレーズを入れていました。

前職は事務でしたが、Excelマクロをちょっと駆使することで時間が半分になったりする様は、本当に魔法みたいだな〜と思いました。それを専門的に行うことができるエンジニアってカッコいいな〜と思って志望しています。

上記の太字が「自分が笑顔になるフレーズ」です。終始笑顔だと逆に不自然で気持ちが悪いですが、こういうフレーズのポイントごとに笑顔になれば自然です。

あとは思わずクスッとなるようなエピソードを用意するっていうのもあります。

私は前職で求人広告の制作を行なっていましたが、1週間に3000画面の求人広告を出すお客様がいて、その内の2000画面の電話番号を間違えて制作してしまったことがあります。しかも全国に支店があるのに、2000画面の電話番号全てが名古屋支店のものになっていたので、名古屋支店の電話が鳴り止まなかったみたいです。修正してる最中は泣きそうでした。

いわゆる失敗談です。話し方にもよるのですが、ニヤニヤしながら話すことで、ここで大体笑いが取れていました。

こんなかんじでそもそもフレーズやエピソードを面白おかしいものを仕込んでいくっていうのは、とても大事だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私の面接対策の師匠(?)に口酸っぱく言われていたのが「面接はカジュアルになればなるほど通過率が上がる」ということです。それほど笑顔や笑いのを織り交ぜて和ませることが大事ということです。

よっぽど親切な面接官ではない限り、あちらから場を和ませてくれることはありません。商談で買う側がわざわざ場を和ませることはありませんよね。それと同じです。

自分から笑顔になって場を和ませる、それもあなたの主体性の1つです。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?