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今だからこそ聞きたい曲

岡山某ライブハウススタッフ、ステージコーチ、アーティスト・イベントオーガナイザーのpinoです。


コロナの全国自粛が続いていますが、みなさんどのようにお過ごしですか?
私は、今回の企画をし始めて音楽を聴く、ライブ映像を見る、歌詞を意識的に聞いたり、自身が感じているアーティストに対して抱いているイメージや、彼ららしいと思う曲はなんだ?とアーティストや曲や彼らが伝えたいことと改めて向き合う時間を過ごしています。

そんなことをしていたら、“今”、世界に起きていることと、アーティストが伝えたいこと。を汲み取っていたら更新が遅くなりました。


今回、お届けするのは


多数決/amazarashi


彼らは、最初はSTAR ISSUEというバンド名で活動していた。
意味は「希望の光のような歌を、雑誌や新聞のように発信していきたい」

変更したバンド名、amazarashiの意味は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」

光と闇。世界に対して日常抱えている、感じているのに言葉にするのをはばかられるような生きにくさ、違和感、疑問。
彼らの言葉で声高らかに放つ。
そして、直面しグサグサくる。健全に絶望させてくれるバンドである。


今回の全国にわたる緊急事態宣言。
ウィルスに詳しい専門家によるロックダウンの推奨と人との接触を8割減らすという今。


私たちは、人と会うこと、話すことで安心感や充足感が起こり精神的に安定するようにできている。
瞑想の観点からいくとそれらを独りあることを楽しむに変容することもできるのだが、それは今回は置いておいて。


私には、88歳と95歳のおじいちゃんとおばあちゃんがいる。
おじいちゃんとおばあちゃんは茨城に住んでいる。
私は岡山だ。

3月の末、コロナが流行り始めていたこともあり、95歳のおばあちゃんには会うことは許されなかった。
GWは緊急事態宣言のため岡山から茨城までの距離を移動するのは大きなリスクがあることは起きている事実から見ると確かにそうだと思う。
私も、両親、親族に大反対をされている。


自粛という言葉で、私たちがそれを選択しているという錯覚を覚えさせられてはいないか?
その選択は本当に私の選択なのか?と今もなお自問自答中である。


“今”という現実にのみに焦点を当てるのであれば、みんな元気なのだ。
元気なうちに会えるのは今しかないかもしれない。


一緒に住んでいる家族が、もしコロナになったら?
おじいちゃんおばあちゃんがコロナになったら?
私がコロナになってしまったら?


そんなことが頭を過ぎる。
コロナなんて関係なく、老衰で死ぬことだってあり得る。



私たちはまた生きて会えるのだろうか?



もし、今回、国が出した緊急事態宣言において、
外出自粛、規制自粛、移動自粛ではなく


特効薬のない、治療薬のないウイルスです。
あなたの大切な人と元気に共に過ごせる時間は今しかないかもしれません。
あなたの大切な人のそばに行って感謝の気持ちを伝えてください。
大切な人と愛のある豊かな時間を過ごしてください。


そう言っていたら、こんなにひっぱくしてないのかもしれない。


人と人はお互いに生きていないと触れ合えない。
そんな当たり前のことを感じず生きている私に気づく今回の自粛です。


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