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三浦春馬作品リストを作ってみて


Wikipediaの記載を参考にして、ドラマ・映画・舞台のみですが三浦春馬さんの作品リストを作成してみました。せかほしのMCや日本製の仕事、ナレーションの仕事、ミュージシャンとしての活動については考慮に入れていません。


全81作品のうち、高校を卒業した2009年3月以降の作品は全部で45作品。このうち、2017年以降に21作品。子役の時から芸歴23年ですが高校卒業後が本格的な芸能生活だと仮定して、およそ12年。


12年の本格的な芸能生活とすると、年平均で3~4本の映画またはテレビドラマまたは舞台、ということになります。これでも十分忙しい(佐藤健さんが上白石萌音さんとやっていたYouTubeで「去年は働いた感じがする」と言っていたのと同レベル)ですが、カウントしたところここ3年以内(特に2018年以降が19作品)の作品が21作品。2020年の活動期間を0.5年として、年平均6本。これは多忙というレベルを超えている気がします(ツーリストを3本とカウントしてるので、1本とカウントしたとしても年平均5.4本。2018年以降に絞ると年平均6.8本)


どんな作品でも、役に真摯に向き合い、役の背景まで自分に落とし込み、準備を怠らない彼。準備の時間が充分に取れないと感じたこともあったでしょう。非常に過酷な状態が続いていたのだなと感じます。しかも、彼の場合は主役または準主役として作品に出演している確率が非常に高く、テレビドラマと映画に加え舞台もあるなど、活動範囲が多岐にわたっています(考慮に入れていないミュージシャンとしての活動や、せかほしMC、日本製取材などもあります)。


いままでこの場では、「彼は作品の中で生き続けていて、私が忘れなければそれは彼が生き続けているということと同じ」というスタンスで思いをつづってきましたが、今日見つけた折原みと先生の言葉が刺さって、胸が締め付けられました。



折原先生曰く、

『春馬くんの出演したおすすめ映画やドラマを紹介させていただいた前回の記事の中では、「私たちが忘れない限り、春馬くんの生命はずっと輝き続けている」という一文を書いた。

その気持ちに嘘はないが、正直に白状すると、それは精一杯の強がりでもあった。

もちろん、過去の作品を大切にすることで、春馬くんを心の中で生かし続けることはできる。


でも、本当は、過去の作品だけでなく、これからも新しい春馬くんを見続けていたかった。
生きていて欲しかった。
俳優としてだけでなく、春馬くん自身の「人生」を、幸せに生きて行ってほしかった。』


一言一句、同意します。ここ数年、こんなにお仕事一色にして、春馬くん自身の人生は幸せだったのかな。不幸せだったとは思いたくないけど(これは私の願望ですね)、どうなんだろうか。マイナス方向に頭がループループループしてしまいます。表現者として本当に素晴らしい進化を遂げて行く彼の姿をまだまだ観て、勇気をもらいたかった。私も折原みと先生がしているように彼が命を削って残したものを見届けたい思いはあるのですが、「カネ恋」はリアタイ出来そうにないのです。観ている最中は良いのですが、次の日の仕事や生活にはっきり支障が出るからです。心が壊れてしまいそうになるので、もう少し経ってからでないと穏やかな心で観るのは難しいです。

ファンとして、色々期待しすぎてしまっていたのかな…と、申し訳ない気持ちになりました。休みたかっただろうに、ごめんね。

わけもなく、私の青春の曲「M」(PRINCESS PRINCESS)を聴きたくなりました。「季節はまた変わるのに 心だけ立ち止まったまま」。


次の記事で、そろそろキンキー・ブーツについて触れようと思います。


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