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決断のコツは“収納スペースを限定する”こと

こんにちは、ハルログです。

最近は大分暖かい日も増えてきており、もうすぐ春ですね。春といえば、出会いの季節とともに別れの季節。そういえば、先週くらいから近所の学校でも「卒業式」の看板を見かけるようになりました。

そう、実は私も今日は別れの儀式をしていたところです。別れとは人ではなく、“物“との別れ。そう、大掃除です笑

本当は去年の年末にやってしまいたかったのですが、年末から今年の1月にかけて激動の日々だったので(転職とか諸々・・)、ようやく次の仕事も決まってひと段落ついたので、ようやく今日、大掃除を決行することにしました。


大掃除といっても、もっぱらやることといえば不用品を捨てて、捨てて、捨てていくこと。何かと取りかかりのまでは腰が重くなかなかスタートできない性格なのですが、いざやるとなったら徹底的にやります。

部屋にある本から書類関係から部屋中をひっくり返して、まずはいるものといらないものを分別していきます。

掃除でいらないものを捨てるときに大事なのは、“予め収納できるスペースを決めておくこと“だと思ってます。収納スペースが決まっていないと、結局「これはいつか使うだろう」「これももしかしたら使うかもしれない」と一向に捨てれなくなります。

逆に、「今回の収納スペースはこのカラーボックス3個分だけ」と決めておくと、そこに入るようになんとかやりくりをしようとするんですよね。これは、パズルをやっているときの感覚に似ていて、“いかに収納スペースを有効活用してできるだけ多くのものを詰め込むか”のゲームだと思ってやってます。

ただ、収納スペースが限られるので、どう頑張ってもあぶれて入れるのが不可能なものが出てきます。そういう時は、「まぁ、いっか」と思いのほかあっさりと物を捨てられるので不思議です。


なかなか物が捨てられないというのは、いろいろな選択肢を残しておきたいと思うことです。いろいろな可能性が未来にあって、それぞれに違った道があるけれど、その全てに対して準備をしておきたい、という思考回路になっているということです。

「備えあれば憂なし」といえば聞こえはいいですが、とどの詰まり「退路を残している」「逃げ道を残している」と言い換えることもできますよね。

これから新しい道をスタートさせていく、というときに初めから”逃げ道“を残していると、何かうまくいかない時、思い通りにことが運ばない時に、「もしあそこであっちを選んでおけば・・」「こっちやっぱり失敗だったから・・」と後悔をし始めます。

逆に、退路を立って、「もうこの道で行くしかない!」と覚悟を決めて臨むことで、絶体絶命のピンチでも、道が自然と開けたりするものです。


私の中では物を捨てるということは、この“退路を絶って覚悟を決めて進む”という決意の儀式でもあります。

儀式ですから、中途半端なことはせず、徹底的にやります。もういっそのこと全部捨ててしまってもいいのですが(いや、それは流石にまずい笑)、なかなかそれをすると後々困るのは自分なので、最低限の収納スペースを決めてあぶれたものは容赦なく捨ててしまうようにしています。

収納スペースを決めることで、自然と優先順位の高いものから入れていくことになり、必要なものと不要なものをスムーズに取捨選択できるようになるのでおすすめです。


何か幾つかの選択肢で迷った時は、まず優先順位の箱を用意して、その中で絶対に外せない項目をいくつか決める(=収納スペースを制限する)こと。そして、その絶対必要な項目からあぶれた選択肢に対しては、容赦なく切り捨てていく。こうすることで、決断もしやすくなるのでおすすめです。

ということで今日はこの辺で。

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