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私の中にあった思い込み。

今朝、ふと私の中に
ものすごーーーい思い込みがあることに気がつきました。



それは、
学校へ行くなら絶対遅刻してはいけない。
遅刻で行くんだったら行かない方がいい。




だから、
遅刻で行くんだったら休むべき!!



*


なんで私がこんな思いを持つようになったかというと…。



小学2年生の時の
担任の先生の影響かなぁと。



その日は病院で診察を受けてから
学校へ行きました。



私が教室に着いたとき、
クラスのみんなはテストを受けていました。



私が教室に入っても
先生に気づいてもらえず、
仕方なく教室の後ろでテストが終わるのを待っていたんです。



みんなテストしてるから席につくわけにも行かないし、
みんなの方見たらテスト見えちゃうから向けないし、
終わるまでここで待つしかないなーって
後ろの黒板に身体を向けて、
ひたすら待っていました。



すると突然、先生に
「そこで何やってるの!」
「今テストやってるのよ!!」と。



私としてはすべて事情がわかった上でそうしていたのに、 
何も私の話や意見は聞いてもらえず、
ただ一方的に怒られたのでした。



多分このときの思いが、
30歳を過ぎた今でも強く残っているんだろうなぁーと。



だって今でも鮮明に、
あの時の私の心の動きや景色を覚えているしね。



*


だから私は、
あの時の私に声をかけて抱きしめてあげようと思う。



「自分で考えて選択した行動だったんだよね。
誰にも迷惑かけないように、必死に考えた結果だったんだよね。」

「私、よくやったよ。大丈夫だよ。」

「だって私があの時の私をよく知っているし、ちゃんと見てたから。」

「だからもう安心してね。何にも心配する必要ないよ。」

「きっと先生には先生の事情があったんだろうし、もしかしたら疲れがたまっていたのかもしれない。」

「ただそれだけだよ。」



*


私と長女は、家族だけど違う人間。



だから彼女にとって遅刻で学校へ行くというのは、
私とは違ってなんの恐怖?不安?というものはないなかもしれない。



私が過去体験したからといって、
娘も体験するとは限らない。



そして、仮に同じことを体験したとしても、
そこから学んだり感じたりすることも違う。



だから私の持っている恐怖や不安は、私だけのものにする。



誰かに渡したり、渡そうとしたりするものじゃない。



彼女が学校へ行かないことを選んだことと同じように、
遅れても行きたいんだったら、
遅刻でも行ける方が良いのかもしれないって思えた。



どんなことも、
○か✕、白か黒だけじゃなくて、
○よりの△や×よりの△、それに濃かったり薄かったりするグレーでも良いんじゃないのかなって思えた。



*


ということで、私は
きちんと彼女が彼女らしく学校生活を送れるようサポートするのみ。



まだこれからどうなるかわからないことの方が多いけれど、
ひとまずその時その時にきちんと向き合い、
一緒に成長していこうと思います。

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