自己肯定感が低いことの内部要因
大きなトラウマや、人から否定されたり、仕事で失敗した経験もなく、現在も特に大きな悩みもないのに、なぜか自己肯定感が低いこと、ありませんか?
私は、まさにこのタイプでした。
たまに、自分が嫌になることがあるのですが、
原因として、何か大きな失敗もないですし、人間関係でも悩みもなく、
悩みという悩みも、嫌な出来事も思い出せないくらいでした。
(かといって、毎日が楽しい出来事のオンパレードってことでもないですが)
自分でも確信度の高い理由がわからず、でもとりあえずの理由づけとして
・きっとダイエットに成功していないせいだ
・心身ともに打ち込んで達成するような仕事の出来事がなくて、刺激が足りないのか
・どこかで、他人を羨んでいる自分がいるのかも
なんて、考えていました。
ところが『僕たちは習慣でできている』(佐々木典士)という本を読んで
・自分が決めた習慣を守れていないこと
これが自己否定感の根本原因なのかもしれないと気づきました。
要は、目標を立てる時は、少し高めの目標設定で作るものの、日々のほんの小さな達成については当たり前として自分を褒めないし、何の報酬も与えない。自分は達成感も効力感もなく、徐々にやる気が目減りしてきてしまい、その内に他の事の優先順位を上げ、やろうと思っていたことをやらなくなってしまう。
こんなことから、自分が自己否定の気持ちを持っているんだな、と感じました。まさか、こんな些細なことから、という驚きです。
さらに深く考えると、自分が自分との約束を、非常に軽視していることもにも気づきました。
クライアントとの約束や社内での約束であれば、とにかく最善を尽くし、何としてでも達成していく気持ちに反して、自分との小さな約束については適当に言い訳してズルズル過ごしていました。何度も何度も・・・
おかしな話ですが、自分が自分に目標を立てて、状態管理できずにやる気のない自分が裏切って、裏切られた自分が自分に失望して落ち込む、、、そんな全部自分の自分ドラマがあり、自己否定感が生まれていました。
日々の小さな失望感でも、積み重なり積み重なっていくと、自分への否定感になって行きました。
あー自分って面倒くさいな、と思う気持ちも大きいですが、
自分に失望しないように、
・自分とした約束を守ること
・できないことは、きちんと自分の中で話し合って昇華していくこと(『WHOLE BRAIN』という本にありましたが、脳内の自分の4つのキャラと話し合って納得することが大事ではないかと思います)
・約束を破らないように習慣化した行動をしていくこと
ということを実践していきたいと思いました!
よく、『自分を大切に扱うこと』なんて自己啓発の言葉がありますが、
こういうことだったのか〜という一つの気づきです。
読んでいただいてありがとうございます。
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