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川越のビフォーアフター その1

序章 はじめに

川越に生まれ住んで23年。

住んでいるとどうしても川越の風景や観光地が当たり前になっていました。


転機が訪れたのは、大学生。行動範囲が広がり、様々な場所に行くようになっていました。

外の世界を見てきた上で改めて川越という地域を見つめ直すと、蔵造りの街並みが変わらず保全されていること、外国人が増えていること、当たり前だと思っていたことが実はすごいことなのではないかと思ったのです。


そしてさらに魅力を感じたきっかけは、川越駅観光案内所で働いたこと。

大勢の観光客が楽しんでくれる姿や賑わっている様子を身近に感じた私は、いつしか地元への誇りさえも抱くようになっていました。



でも、なぜ川越がこんなにも観光客が集うようになったのでしょうか。一体、昔と比べて何が変化したのでしょうか。


今回の研究は、変わったと感じた5例を挙げます。この変化は市民のサポート、そして観光の目玉とターゲットの明確化が要因なのではないかと考えました。

それが結果的に川越が観光地として人気になったのではないでしょうか。その点も頭に入れながら、研究を進めていきました。

まずは現地調査をしてどこが変化したかを考えてみました。

その後考察に対するファクトは文献とヒアリングから、そしてどうしてそう考えたのかを事実を基に仮説をしながら述べていきます。

文献は川越中央図書館や市役所のデータを主に用いています。ヒアリングは、川越の郷土案内館「旭舎文庫」のスタッフ金子隆司様にお話を伺いました。



1章は川越の玄関口でもある駅周辺の開発について

2章は一番街(蔵造りの町並み)の景観と市民のサポートについて

3章は一番街の店舗とターゲットの明確化

4章は外国人観光客の増加について

5章はメディアの露出増加について

そして終章にこの研究のまとめで締めます。



次回、1章川越の玄関口でもある駅周辺の開発をつぶやきます。



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