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地元の農業高校の生徒さんへ授業してきた話 〜10代が獲得しておくと楽になる知識と技術〜

皆さん、こんにちは。本日は寝不足の中、農業高校の2年生と3年生に授業をしてきました。内容は農業で活用しているドローンについて、ということでしたが、私が座学を担当し、他のチームメンバーで実技を担当しています。というか、今も実技をやっているわけですが。

せっかくこういったご依頼をいただいているので、生徒さんだけでなく先生にもちょっと響く内容にしてみようかな、とか思ったのは内緒です。しかし、当たり障りのない話はしないつもりでした。特に私たちからしたら簡単な内容でも、高校生はまだ社会の仕組みや農業の現場があまりわからない(経験がない)ため、聞き方がわからないんです。じつは、”聞き方”というのはあまり言われないけれども、とても重要なコミュニケーションスキルだと思います。ここでいう、”聞き方”というのは、能動的な聞き方ではなく、受動的な”聞き方”になります。つまり、自分が話し手だった場合の相手に”聞かせる力”と言えばいいでしょうか。今日は、寝てしまう生徒さんがいなかったので、少しは”聞かせる力”がついたかな、と実感しておりますが、まだまだ精進が必要ですね。

さて、本日は”スマート農業”について、”農業で活用しているドローン”について授業をしてきたわけですが、これからの”農業”は生産だけでなく販売までやらなければいけない、という話をしてきたわけです。もちろん、一般的に言われている生産分野でのロボットの話やドローンの話、圃場管理システムなどの当たり障りのない話もしてきました。それ以外にも、販売分野では今後5Gが普及してきた際にどうやって生産物に関する情報発信をしていくか、という点を追いかけていかないと農業(生き残る農業)(儲かる農業)はできないということも熱く語らせていただきました。

私がこういった販売や広告に関して注力した方が良さそうだと気がついたのは、じつは2020年1月に入ってからのこと。コロナウイルス感染拡大が徐々に世間に認知されてきたころです。それまでは、ユーチューバーやインスタグラマーなどのインフルエンサーなんて別世界の話(非現実的な話)だと考えていました。しかし、ビジネスユーチューバーという言葉も出てきている通り、エンタメ的なインフルエンサーではなく、自分の好きな分野や仕事の話でPVを伸ばしている方々を発見してから、「自分も発信していけばニッチな分野でのビジネスユーチューバー」として活動できそうだと感じたため、このようにyoutubeに投稿し続けているわけです。

物事を始めるのに早すぎる、ということは今の時代ほぼないと思います。なぜか。それは資産として残るから、です。そう、動画は資産なんです。文書(テキスト)も資産です。音声も資産です。現代社会では、皆さんが無料で生み出せるものから資産を構築できるのです。

それを広告として活用していくのがビジネスユーチューバーです。それを農業分野でやっていくことが今後は間違いなく重要である、と思います。

農業分野は、おそらく他の分野に比べて5〜10年は技術普及が遅れています。また、都心部と比較して地方では5~10年遅れています。とすると、最先端でやっている農業(生産から販売まで)は地方では10~20年後になると普通の光景になっているという推測ができます。

と考えれば、地方の農業で成功するのはあながち難しいことではなさそうです。本日話をしてきた高校生がここまで気がついてくれるかどうかは分かりませんが、今からアンテナを高く敏感に感じ取ってもらうことで、生き残れる可能性は高くなるのではないでしょうか。

ということで、これからを生きる農業高校に通う若者を全力で応援しております。では、また。

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