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2021.7.12 またここに戻ってくる

『家』と『喪』と『女 ME』、全ての旅が終わりました。
ご来場いただいた全ての方、
配信で見ていただいた全ての方、
公演の実現に力を尽くしてくださった全ての方、
本当にありがとうございました。

旅は、あと少しだけ続きます。
続報をお待ちください。

というわけで、
『女 ME』の終演から5日。
家で過ごせるということがどれだけ幸せなことか、実感しております。

思い返せば2021年、ロロの「いつ小」に始まり、すぐに『喪』の準備が始まり、次いで『女 ME』に取り掛かり、その間でいくつかの小さな企画を実現し、息つく間もなく夏になりました。

感染症の脅威は留まるところを知らず、引いては押し寄せ、目の前をちらつく日々が続きました。マスクでの生活にもすっかり慣れ、もう抵抗はなく、ああでも、高校生の初々しいカップルとかを街で見ると、なんだか、こう、ああ、うん、色々考えたりもするけれど。

この連続企画が始まって長い時が経ち、同じカンパニーで3つの作品を作ってきました。これがどれだけ尊いことか、ひしひしと実感しております。三鷹で一区切りを終えるとき、これは心にずしんと来るだろうと・・・

思ったのですが、
千秋楽のカーテンコールを見ているとき、次回作のことを考えていました。

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エリア51による2020〜2021年演劇企画「KAMOME」。企画・演出の神保による旅の日記(不定期)。チェーホフの名作「かもめ」にのせて…

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