ボストンコンサルティンググループ@2017年度時点
ボストンコンサルティンググループについて
マッキンゼーと並び、最高峰の戦略ファームであり、日本法人の人数が多い(400名)と言われるBCGについてです。
ハルキのポイント
■転職する際のポイント:
①マッキンゼーと並ぶ世界最強のコンサルティングファーム
②戦略ファームでは国内最大級の案件遂行が可能
③医師や弁護士、大手事業会社にトップ層等の優秀な人が多い
■転職するには?:
①基本的には早慶以上の学歴
②現職で圧倒的な実績を残していること
③時頭がよい
■ネガティブ情報(激務概要):
①インプリメント系の人もいるため、全体に人材の質が低下している。
②英語ができなくてもなんとかなるくらい、日系のドメドメ案件が多い
③アップ率も高い
激務情報
■ネガティブ情報(激務情報):実は戦略コンサルティングファームの中では非常に待遇的にも環境的にも恵まれている。*アップorアウトも強烈ではない。
あえていうのであれば、業務が他戦略ファームよりも少しだけ定型化されているため、猛烈にできる人は他コンサルファームに転職した方が成長できると思う。
また、海外にいくとそうだが、BCGとマッキンゼーだとマッキンゼーの方が有名でレベルが高いと思われるため、海外キャリアを形成する場合はマッキンゼーの方がよい
その他概要について
■会社概要:マッキンゼーと並ぶ外資系戦略コンサルティング業界で最高峰のファーム。
ドリームインキュベーター設立の堀 紘一 氏、ミスミ・マイクロソフト・ライフネット生命等のCEOなど様々な著名人を排出。
エクセレントカンパニーコンサル会社の一つ。
■組織、雰囲気:他ファームと同じく、インダストリー(産業別)とコンピテンシー(機能軸)に分かれている。
特にどの領域が強いというわけではなく、全てに強みがある。雰囲気は、非常によい。
マッキンゼーと違い、人当たりがよい人が多い。
そのため、事業会社にコンサルの経験を活かして転職してもうまく組織に馴染む人も多い。
また、「UP OR OUT」であるが、比較的OUTになるまでの猶予は長くある
*平均2~3年くらい。シニアアソシエイト→コンサルタント、コンサルタント→プロジェクトリーダ、プリンシパル→パートナーとそれぞれに壁がある。
■会社の強み:国内のクライアントに対するコンサル案件が非常に多い。
また、BCGは数多くの成功を生み出しており、リピートが多くクライアントからの信頼は厚い。
純粋な戦略立案が多いが最近は、実行領域にまたぐ案件やITを絡めたコンサルに関与することも非常に多い。
業界はどこでも取引がある。*最近は、マッキンゼー同様「オペレーション組織」があるという噂。
■ワークライフバランス:転職後入社してはじめの2〜3年は皆無。
年収を労働時間で割るとマクドナルドと変わらなくなる人もいるので注意。
ただし、会社として長時間労働を推奨しているわけではなく、「成果が全て」という環境なので、仕事ができる人は早く帰れる。
特に、マネジャー以上になると調整をできる機会が増えてくる。
■ネクストキャリア:転職入社後2〜3年在籍すれば困ることはない。
未だに大手の事業会社の経営企画/ベンチャーの役員候補(かなり数は減ったが)はまだ一定数転職先の選択肢として存在する。また、他ファーム同様MBAの留学制度支援があるため、
コンサルの経験を積んで利用すればネクストキャリアが世界に広がる。
*海外は極度の学歴社会のためMBAは必須。
■入社必須条件:早慶以上の学歴が必要。また、転職した中途入社の場合、企画・財務畑にいる方がよい。
もっとも問題なのは、難関のケース面接。
*ケース面接は他コンサルHPにあるページを参照。
ただし、他ファームのように英語はいらないが、入社者には、東京大学・京都大学が非常に多い。
全体の8割くらいが東大と京大出身。
ただ、テクノロジーバックグランドで優れた経歴の人は、MARCHレベルで入社してコンサルに従事している人もいる。
*参考までですが、明治卒でパートナーの人もいます。また、女性割合が現在20%程度であるが40%程度までにしたいため、現在女性は採用のハードルが少し下がっているため転職はしやすい。
■過去入社(中途入社)の特徴:①早慶以上の学歴が多い
*当たり前だが東大が多い。
また、最近は他のファーム同様「国家公務員/弁護士」等の超優秀層も多いが、いわゆる普通の人も結構入社している。
*例:早慶以上でSIerの人。
また、今は採用人数が100名程度と噂されており、非常に採用には積極的
■採用プロセス:採用プロセスは以前5回前後あったが
*ムービンの創業者も7回面接を受けている。
、現在は採用強化のため人によっては2回で面接が終了することがある。
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