見出し画像

振り返りnote 2024②

こんにちは。HARUKIです。
前回投稿から1ヶ月ほど空いてしまいました。
グランパスはまさかの開幕3連敗スタートでしたが、前節待望の初得点が生まれ、初勝利しましたね。これからの逆襲に期待したいです。
今回は振り返りnoteで1ヶ月を振り返り、学びを次に繋げていきます。

前回の振り返りnoteはこちら。

変化

分析官から学ぶ

縁あってJリーガーの個人分析官をされている方を紹介していただき、定期的に分析のフィードバックをいただいています。プロの方から1対1で学べる機会は本当に貴重なので、貪欲に吸収して分析官としての素養を身につけたいです。分析の仕方を1から教えてもらうのではなく、見るべきポイントや習慣づけとしてやっておくべきことを教えていただいています。

海外サッカーを見る

これまで私はJリーグや日本代表の試合を中心に観ていて、海外サッカーはほとんど見ていませんでした。正直Jリーグの若手主力選手の大半が海外に引き抜かれてしまう昨今の状況は、サポーターとして寂しいと思っていたし、Jリーグより海外サッカーが好きな人の気持ちが分からないと思っていました。しかし、現実として世界最高峰のサッカーの舞台はイングランドのプレミアリーグを初めとする欧州サッカーであることは間違いありません。そのため、これからはグランパスの応援を続けながら、海外サッカーを見ることで最先端の戦術を学んでいきます。

分析メモでチーム戦術を考察

試合展開に一喜一憂したり、ぼーっと眺めたりするのではなく、フルタイムの試合を分析メモを取りながら見るようになりました。グランパスの試合だけはやはり1サポーターとして一喜一憂してしまいますが。。分析の粒度はまだまだ粗いですが、「このチームはどんな戦術を使っているのだろう?」「このチームが強い要因は何だろう?」と考えながら試合を見るのは面白いです。頭を使うので疲れますが、早く慣れて余裕でこなせるようになりたいです。

気づき・学び

アウトプット・フィードバックが成長の糧

前回の振り返りnoteで書いたように、これまではインプットが中心でした。サッカー戦術の書籍を買い漁り、Jリーグや日本代表の試合を見ながら分析のようなことはしていましたが、いざ本腰を入れて分析してみると、全然分かっていないことに気づかされました。アウトプットすると「分からない・できない自分」に直面し、フィードバックをもらうと客観的な視点から「課題」を突きつけられます。それは苦しい瞬間でもありますが、成長する上で避けては通れない道であり、1番の近道だと信じています。少しでも分かるようになった、できるようになった自分を認めながら、現状に満足せず高いレベルを求めていきたいです。育成ゲームで言うレベル1の状態なので、伸び代しかないです。

海外サッカーの面白さ

海外サッカーをじっくり見てみると、技術の高さはもちろん、インテンシティ(強度)の高さに驚かされます。これはサッカー界全体のトレンドであり、どれだけテクニックがあっても、チームのために走って闘えるアスリートでなければ試合で使ってもらえません。攻守の切り替えが早いのは当り前で、「別の競技を見てる?」「コート狭いんじゃないの?」と思ってしまうくらい、ゴール前まであっという間に到達します。また、各国のリーグによって特色があり、その違いに注目してみるのも楽しいです。ざっくり「プレミアリーグのスピード」「ラリーガのテクニック」「セリエAのディフェンス」といったイメージですが、前例に囚われず監督の色が出ているチームもあって面白いです。一方で常に結果が求められるため、監督解任のタイミングがJリーグよりシビアだなと感じます。

なぜ?を考えること

分析をし始めたばかりの時、フォーメーションや攻撃、守備の形を必死に目で追いかけ、そのままメモを取っていました。しかし、形や事象そのものよりも、「なぜそうなった?」を考えることの方が重要だと学びました。そこに監督の戦術的な狙いがあり、チームが上手くいっているのか、いないのかを図る指標となります。もちろん本当の狙いは監督にしか分からないのですが、仮説を立てて自分なりに考えることで、チーム戦術の理解に近づきます。まずはベースの考え方を理解した上で、相手によってどのように戦い方を変えているか、ハーフタイムや選手交代でどんな戦術変更があったのかを考えていきたいです。

課題・目標

サッカーを見る習慣

先週なんとか1週間で海外サッカーを11試合見ることができましたが、週10~15試合は安定して見えるようにやっていきたいです。1日2試合見る習慣をつけられたら理想ですね。各リーグ上位チームの最新試合を中心に、戦術的に優れたチームをピックアップして見ていきます。欧州のリーグ戦は佳境を迎えており、特にプレミアリーグはアーセナル・リヴァプール・マンチェスターシティの三つ巴の大接戦となっています。また、欧州の最高峰のチームが集うUEFAチャンピオンズリーグ(CL)もベスト8が出揃ったので、来月からWOWOWで見たいと思います。強豪チーム同士の本気の戦いが見られるはずなので、熱い試合を期待しましょう。

選手の特徴理解(個人戦術)

チーム戦術と並行して個人戦術の分析もやっていきます。まだ選手の名前とポジションを覚えるのに必死ですが、気になった選手はリストに蓄積して追いかけていきたいです。そして選手の特徴を理解し、そのポジションで活躍する選手の共通点を抽出できるようになるまでレベルアップする必要があります。例えば、日本代表の主将で、今やリヴァプールでも主力として活躍している「遠藤航選手」の守備がすごいのはサッカーファンなら誰もが知っていると思いますが、そのすごさを言語化できる人は少ないのではないでしょうか。恥ずかしながら私もまだ全然言語化できていないので、「すごい!上手い!」で終わらずに「何がすごいのか」「何を盗めるのか」を探っていきたいです。

主観と客観のバランス

分析官は客観的な視点でチームや選手を見る必要があります。一方で分析に正解はなく、分析官によって分析の仕方は異なります。分析官の先輩からも、「分析官としての素養を身につけた上で、自分の色を出していって欲しい」と言われています。そうは言ってもなかなか自信が持てず、「自分の分析は間違っているんじゃないか」「印象で決めつけてしまって良いのか」と不安になってしまいます。「もっとデータを見て勉強した方が良いんじゃないか」とつい考えてしまったのですが、主観であっても自分で見て感じたこと、考えたことをアウトプットすることをまずは大切にしたいと思います。しかし、思い込みが強すぎると客観的な評価ができないため、どんなチーム・選手であっても「フラットに見ること」を意識したいです。どれだけ優れた選手であっても好不調の波はありますし、チーム戦術と合っていなければチームの足を引っ張ってしまうことにもなりかねません。選手のプレースタイルや実力を把握した上で、パフォーマンスを評価できるようになりたいです。

おわりに


このように、分析官になるための挑戦はまだ始まったばかりで、正直いつまで続けられるか、どこまでやれるか全く分かりませんが、今は「やってみたい」の一心でがむしゃらにやるだけです。「できるまでやればできる!」と信じて、楽しむ気持ちを大切に、1つずつ積み上げていきたいです。新年度は何かと忙しくなるかもしれませんが、また1ヶ月後に良い報告ができるように頑張ります!最後まで読んでいただきありがとうございました!


この記事が参加している募集

#サッカーを語ろう

10,849件

#今月の振り返り

13,048件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?