見出し画像

ボードゲームの楽しみ方 トリックテイキング編 その2

どうもぜっとです!
今回は別のボドゲについて書こうかと思ったんですが、先日のデイケアにて、たまも君とどのボドゲも理解がお早いSさんの3人でトリックテイキングをたしなんでいたところ。

「トリテ難しそう!」
「やっても勝てる気がしない!」

というご意見を聞きまして
なぁにぃぃ!?やっちまったなぁ!?
男は黙ってマインスイーパー!!とは出来ず。もう一度トリテについての記事を書こうかなと思った次第です。

・トリテは難しい?
ありきたりな答えで申し訳ないですが、難しさはゲーム次第といった感じでしょう。大なり小なり慣れは必要です。

今回遊んだのが「トリックマイスター」というゲームでして、今までプレイしたトリテの中でも最高難度のトリテでした。なんとゲームごとにルールが変わってしまうのです。

難しさを匂わせるこの達人風パッゲージ

変わりゆくルールの例として
・カードの強さが逆転する。低い数字のカードが強くなるときがある。
・左隣の人が獲得した得点が自分の得点になる
・ターン毎にカードを出す順番が逆になる

などなど・・
これらのルールをそれぞれのプレイヤーが提出するので、ゲーム毎に複数のルールが追加されます。もう現場はしっちゃかめっちゃかです。レインボーブリッジ封鎖できません!
自分はもちろんのこと、トリテに精通しているたまも君でさえ対応しきれないことがありましたので、控えめに言って激ムズです。

ただ理解しきれないゲームに対して何とか誤魔化しつつプレイするのもそれはそれで楽しいのです。試行錯誤しながらもこうすればいいんだ!という発見が1つでもあれば、それはもう勝ちみたいなものです。

トリテはつまるところ、どのカードを出すかという選択のゲームです。例えばラスト残り3枚の状態♠12、🖤11、♣9と持っているとします。あなたはどのカードを切るでしょうか?
ここでの判断が勝敗を分かつポイントにもなり得るのですが、正確に判断するには既にどのカードが場に出ているかをある程度把握しておく必要があったり、たまに難しいことを要求されることもあります。

ただどの選択肢が良い結果に繋がりやすいか、思いを巡らせること自体が大事だと思います。自分の判断でしっかり勝てたときの喜びはとても大きいです!
あの選択をしたから1点勝てた。そう思えた瞬間が最高なのです。

何のカードを出されても動じなさそう

あとトリテの面白いポイントに、テンポの良さがあると自分は思うのですが、周りから見ているとこれもハードルの高さに繋がっているかもしれません。

カードをポンポン出していき、何かしらのルールに基づいてカードが回収される。
ルールが分からない方がこの光景を目の当たりにしても、ただただカードが高速で動いているだけにしか見えません。ちょっとこのゲームはいいや・・と思っちゃうのも頷けます。

ある程度慣れてくると、テンポが早くてもゲームを理解しているので楽しむことができるのですが、必ずしも早くカードを出さなきゃならないというルールはありません。ゆっくりプレイして、自分のペースでゲームを楽しんでもらうのが一番だと思います。

じゃあ第一歩ってどう踏み出せばいいのだろうか。ちょっと考えてみたのですが、シンプルなトリテのルールで入門編から触れて頂ければいいのでは?と思いました。

トランプを使ってもトリテは簡単にできます。

・ジョーカー以外のカードを全て配り、ジャンケンで勝った人からカードを出す

・最初にカードを出した人から時計回りにカードを出す。そのとき2番目以降の方は、最初の人と同じ種類のカードを出す。
例:最初の手番の人が♠を出した場合、2番目以降の人は♠を持っている場合、♠を出さなければならない。

・全員がカードを出したら一番強いカードを出した人が場のカードを回収する。強さはAが最も強く、以下13、12、11…と続き2が最も弱い
※最初の人と同じ種類のカードを持っていなかった場合、どの種類のカードを出してもいいが、最も強いカードを出しても場のカードを取ることができない。

・場のカードを取った人が、次のターンで最初にカードを出す

・上記を繰り返し、取ったカードが多い人を勝者とする。

入門編のルールだとこんな感じですが、基本ルールはしっかり身につくと思います。基本が分かれば、どの種類のトリテでも始めるハードルがグッと下がります。
まず楽しむところから始めてもらえると嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?