harukaze

書き留めたいと思ったときに、思いついたことを書こうかな。

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最近の記事

母の幸せな時間

認知症の母 いつもは私とビデオ通話をする以外は家ではゴロゴロしている。 いとこからの連絡 私の父方のいとこから、親宅に寄りたいと連絡が来たのが二週間前。 母の認知症の状態を話して、こんな感じでも良ければ、喜ぶと思うの、寄ってあげてと話した。 母の在宅の日と、いとこの都合の良い日をすり合わせて、日程も決まりました。 事前に言うと、母がパニックになる可能性があるので、直前に電話して行くという事で打ち合わせ終了。 母がちゃんと対応できるか心配ではあるけど、母は喜ぶだろうな。

    • 日々の生活 R6.6

      認知症の親。 2024年(令和6年)6月 生活の中で。小梅の収穫 親宅の庭に、小さい梅の木が1本だけあります。毎年小梅がなって、母は毎年カリカリ梅を漬けてきました。 昨年は、収穫が早すぎた上に、冷暗所に置いて安心してしまいかき混ぜなかったからか、カビてしまい失敗。認知症の母としては頑張ったのですが。 でも、もう過去のことは当然忘れています。毎年梅漬けをしていたことも忘れています。ちょっと悲しい。 しかし母、今年は 「はじめて梅の実がなったから、カリカリ梅を漬けてみようと思

      • 日々の生活 R6.5

        認知症の親。 2024年(令和6年)5月 生活の中で。親子の関係 衝突が少ない程よい距離を保って過ごしてきた親子にとって、認知症は精神的にしんどい。 互いに近づき過ぎて、ストレスをためているように感じる。 認知症なので仕方ないけれど、会話も成り立たない。親が話す時はごきげんなのに、私から大切な話しをすると、それを聞こうとしない。 毎度毎度の親の心の声「うるさいなぁ。鬱陶しい娘だよ。」 を聞きながら、ナンで私はこんなことをしているのかなぁ。と思ってしまう。 ゴールデンウィ

        • 野口五郎さん〜こころのままに〜

          神奈川県民ホールでの野口五郎さんのコンサートに行ってきました。私にとっては5年ぶりの五郎さんのコンサートです。 会場中が病み上がりの五郎さんの体調を心配していたであろう中、1曲目からいきなり天に響く歌声で、「心配してくれてありがとう。安心してね」と言われているようでした。 N響ゲートウェイ・ゾリステンのストリングスの皆さんの芸術的な音たちとGORO'S BANDの先鋭的な音たちが、五郎さんの歌声と重なり合い、会場中を満たしていきました。 五郎さんの歌声と絡み合うバイオリン、

        母の幸せな時間

          日々の生活 R6.4

          認知症の親。 2024年(令和6年)4月 生活の中で。心の声が音声として発せられる時 テレビ電話で話す。 本人が話している間はご機嫌だ。 でも、私にも伝えないといけない要件がある時がある。 要件を話しても、聞こえていないのかな?聞く気が無いのかな。話しているのに別のことを話し始める。 大事なこと話してるんだから、聞いてくれない?と言うと、 いちいちうるさいなぁ。と親の心の声が口をつく。 本人は聞こえていることを気づいていない。 続きを話す。ほとんど聞いていない。 私の表情

          日々の生活 R6.4

          日々の生活 R6.3

          認知症の親。 2024年(令和6年)3月 生活の中で。今月は、洋服に振り回された月でした。 介護認定調査もありました。 忙しかったな。 洋服 何を着たら良いのでしょう。 服はたくさんあるのに、選べない。 わからなくなると何故かデイサービスに行く服を一式着てしまう。 それを汚すと、デイサービスに行く時に困るのになぁ。 でも、もう私が何かを言うと怒り出すだけだから、言えないなぁ。 こんなことがストレスになる。 ふぅ~。 手首が腫れてる 右手の手首が腫れて痛そう。 何かし

          日々の生活 R6.3

          介護認定調査

          認知症の親。 介護認定調査の準備 昨年、介護度が変更になったので、今年また介護認定調査がありました。 何でもできると言ってしまい、困っていることは何も無いと言ってしまう親。 誰か人が来ると、はりきって頑張ってしまう親。 離れて暮らす身としては、正確に現状を把握していただき、しっかり介護サービスを受けて暮らしてほしいので、認定調査は緊張します。 レポート作成 今回も、親の日頃の状態を、メモにしてお渡しするために書き始めました。 昨年の調査以降の変化がわかるように、事例

          介護認定調査

          日々の生活 R6.2

          認知症の親。 2024年(令和6年)2月 生活の中で。予定表 記憶が秒速で消えるので、予定を順序立ててメモすることができなくなりました。 それを機に昨年9月から私がひと月の予定表を作って、毎月テーブルに貼るようにしました。 その結果、今日の予定は確認できるようになりましたが、その予定表を私が作成していることは忘れられて、自分で作っていると思っているようです。 なので、毎朝ビデオ通話時に「今日は◯◯があるの」と教えてくれます。 こうして、都合よく、自分で何でもできるって思っ

          日々の生活 R6.2

          ごみ出しは難しい

          認知症の親。 ヘルパーさんが、ゴミをまとめて□□日に出すとメモを貼って、玄関脇に置いてくれます。 朝、テレビ電話で、ゴミを出してくださいね。と伝えて、ゴミ出しができていました。先日まで。 ところが今回は。。。 朝のテレビ電話で確認した時は、 「着替えてから出しに行くね」と明るく元気に言ってくれたので安心していました。 ところが、突然見守りカメラの死角になる方に持って行ってしまいました。 使っていない部屋に持って行って隠してしまったみたい。 見えないと、忘れられて、次私が行

          ごみ出しは難しい

          日々の生活 R6.1

          親のこと。 2024年(令和6年)1月 認知症の親。私にとっては不思議なことだらけ。 何が記憶に残るのか、全然わかりません。 そんな中でも、メモを取って、一生懸命生活している。 辛いんじゃないかな。楽しいことはあるのかな。 見ている私が辛くなります。 時々漏らす 「長生きしすぎた」「生きてたって何にもいいこと無い」「はやくお迎えがきてほしい」 そんな言葉たちが、私の胸に刺さって苦しい。 生活の中で。日常生活。 何を思い、何を考えて過ごしているのだろう。 楽しく暮らして

          日々の生活 R6.1

          認知症のあなたへ

          認知症のあなたへ 今日、あなたはどこにいるのですか? あなたのいる今日の季節はいつですか? 短期記憶が秒速で消える中、過去の記憶の中に戻っていく。 昔話をする。 それは何回も聞いてきた。 でも今のあなたは時空を超えて3年前にいるみたいですね。 山や空や景色を眺め、3年前の歌を詠む姿は、何だかとても楽しそうで、嬉しそうで幸せそうに見える。 背筋を伸ばして元気で明るいおしゃべりなあなたに見える。 認知症が進行する。 あなたはいろんな時にワープして、不思議なことを物語る。

          認知症のあなたへ

          はじめての往診(皮膚科)

          認知症の親。 おでこにできものができた おでこにできものができました。 痛くも痒くもないが、気になって触ったり、取ろうとして引っ掻いたりしてしまいます。 そうこうしていたら、表面が破れたようで、やむを得ずかかりつけ医に行った時に診てもらいました。 案の定、皮膚科の受診をすすめられました。 「はい、行きますと言って帰りました」と看護師さんから連絡が来て、ちょっとため息。ひとりじゃ行けないのに。 もちろん我が親、そんな事は少しも覚えていません。 何を聞いても、不快な顔で「疲れ

          はじめての往診(皮膚科)

          環境に優しく、だけど

          認知症の親。 プラスチックごみがどういうものかわからなくなってきました。 ペットボトルもプラスチックだけど、ゴミ出しでは分けるのよ。 昨日今日始まった分別ではないけど、わからないとのこと。 お弁当の容器や、ヤクルト、卵のパック、ペットボトルのフタやラベル。色々見せてくれました。 ペットボトルとプラスチック、回収日も、回収場所も違うから、更に混乱をまねく。 ゴミ出し。環境への配慮、SDGsはわかるけど、認知症患者にとってはとても難しい。分別も、回収日や回収場所も、どんどんわか

          環境に優しく、だけど

          あ〜ビックリ!

          認知症の親。 ご近所さんの家にお線香をあげに行くという。 持って行くお菓子を入れた袋に[〇〇様へ持っていく分]と付箋を貼って、準備万端整ったはずだった。 たまたま見守りカメラで様子を見たら、あら、持って行くお菓子を食べてる! 〈食べかけのお菓子を持っていったら大変だ〉 焦る私。どうしよう。ドキドキ。 夜のビデオ通話で 「〇〇さんのところは行ってきた?」 「まだなんだけど、何持ってけばいいかしら」 「この前準備したお菓子はどこにあるの?」 ゴソゴソ探す。 「あった、あった」

          あ〜ビックリ!

          鏡開き

          鏡開き。 昨年の暮れ、大忙しで鏡餅を飾るのをすっかり忘れていて、みんなが帰った後に気がついて慌てて飾ったばかりなんだけど。 鏡開きは通常通りに。鏡餅さん、短い間でしたがお疲れ様でした。 おしるこ食べました。 からみ餅食べました。 つらいニュースから始まってしまった2024年。 穏やかな日々がはやく訪れてほしいものです。

          車の中からハラハラ

          コロナ禍の頃から、救急車に遭遇することがとても増えました。 最近、サイレンの音が小さくなったように感じませんか? 私の耳が悪くなったのかしら。 近づいてくるのか、遠ざかって行くのか、なかなか判断できなくて、キョロキョロしてしまいます。 先日はとうとう、かなり近づくまで気がつきませんでした。 よけるのが遅くなってしまって、ごめんなさい。 更に、とても気になるのが、車道の左端に書かれている青や白の矢印と自転車(?)のマーク。たいして広くない道路にも描かれているのを見かけます

          車の中からハラハラ