CD⑥ ママなんで泣いてるん？
CDを作ろうと思うきっかけになった曲「あさがおのたね」は
2020年８月１５日に作った曲で はるちゃん1年生の夏休みのことを歌っている。
「学校でするはずだった朝顔の種まきも種取りも コロナのおかげで
家で一緒にしたね」
という私の話しかけに
はるちゃんが応えるようにして
詩のように話してくれたことをそのまま書き取って。
そのままギターを弾きながら二人で曲をつけた。
普段ライブで歌う時は、私一人で歌っている。
でも
二人で作った歌なので、はるちゃんが納得するなら 一緒に歌おうと思った。
やってみたいけど でも緊張するしどうしようかなという感じで出発したのだけど
私がレコーディングしていく様子を遊びながら見ていて
自分もやろうと決めたようだった。
出番ではない時に
テルさんがギターの調整にスタジオに入った後を追いかけていって
私の真似をして三線を弾きながらマイクに向かって歌い始めた。
あっこさんと奥田さんと私とで 微笑ましく見ながらその一部始終をモニターで見ていた。
でも
実際に はるちゃんの出番になると
胸を指差して「ここに穴が開いちゃうみたいな気持ちになるから一緒にいて」と言うので
後ろからはるちゃんを抱くようにして録音した。
この唄の はるちゃんが作った部分の歌詞に
「いろいろのたね」「いつもそばにいたね」
「いろいろ あったね」「楽しかったね」 「いいね」
というのがある。
はるちゃんの声でその歌詞を聞いたら
なんだか急に涙がこぼれてしまって 止まらなくなってしまった。
はるちゃんの声は
真っ直ぐで素直に そのまま「いろいろあったね」と言っている。
いろいろあったね。
はるちゃんの歌の録音を終えても 私の目から涙がポロポロと落ちて
「まま なんで泣いてるん？」
はるちゃんの声が可愛くて。
いつもそばにいたね
いろいろ あったね
楽しかったね
いいね
私とはるちゃんのこと いつも心配して見守ってくださるみなさんには
車の運転しながら聴かないでくださいって言わないとなって 思いました。
ライブで歌った「あさがおのたね」
長年書き綴ってきたブログがあります
いろいろ考えて
今後は noteに移行していこうかなと思って試行錯誤中です。
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