ツイ廃がInstagramしてみた結果
世の中にはいろいろなSNSツールがあるが自分が特によく使うのはTwitterである。4,5年ほど前から使用しており、その用途は趣味の情報、レポ収集、コンテンツへの感想、ふと思いついたことを自意識たっぷりに呟いてみる、などと多岐に渡る。
普段はTwitterを開いてその時のタイムラインの下から上までを全て見る、というやり方でツイートを閲覧していたのだがマンネリだろうか、最近そのやり方にストレスを感じ、更新したタイムラインの上の方だけさらっと見るようにしていた。当然Twitterの使用時間は減少する。
しかし、ここで浮いた時間を勉学やタスク消化に使用しないのが自分が自分たる所以だ。
空いた時間分何に時間を費やすかというとそれがInstagramであったのだ。
Instagramではフォロワーの投稿にいいね!を送る、ストーリーと呼ばれる24時間限定の投稿コンテンツを閲覧、そしてその2つを自分も投稿、というのが主な使用方法で正直これだけだと大して時間は取られなかった。
今までTwitterに対して、出先で落としたコンタクトを見つけるが如き真剣さで向き合ってきた自分としては、赤子の手をひねるようなもので物足りなさが勝った。
しかし自分はまだInstagramの恐ろしさをこれっぽっちも理解出来ていなかっだけだったのだ。
この検索ページ、これが大変厄介であった。
Twitterならば表示されるコンテンツは自分がフォローしたユーザーが発信するツイート、リツイート、(時々いいね)分のみ、しかしInstagramの検索ページではおすすめの形をとって恐ろしい情報量の大量の投稿が畳み掛けてくる。
そのうちの一つをタップすればまたそれに付随するおすすめ投稿がという風にまさに無限マトリョーシカの如きおすすめ具合、これには兜を脱がざるを得なかった。
このシステムのせいで多くの時間が喰われた。その使用時間たるやTwitterの比ではない。おすすめをタップ、関連する投稿をタップ、またそのおすすめを、という具合でまったくもってキリがなかった。
ついったー廃人はInstagramをこれ以上深追いするのをやめた。
そして副作用であろうか、暫くしてTwitterに戻ると面白いことが全く呟けなくなっていた。
自分のユーモアの欠如を何かのせいにする悪癖もまた自分が自分たる所以であるのだ。
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