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逃げ場がほしいなら #樹ism

「不愉快な人間関係に耐える」というのは、人間が受ける精神的ダメージの中でももっとも破壊的なものの一つです。できるだけすみやかにそのような関係からは逃れることが必須です。

しかし、それまでの生活の中で、穏やかな家庭生活を構築することや、敬意を持たれる社会的ポジションに就くことや、信頼できる友人や、愛情こまやかな恋人を得ることができなかった人間―――総じて「真の意味で利己的にふるまう」ことを怠った人間―—―には「逃げる先」がありません。

内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』

私が「我慢しよう」と思えるのは、「自身の成長が見込める時」だけです。

でも、「見込める」かどうかの判断は、とても難しい。

強いて言えば、

・新しい領域を開拓する機会になっている
・社会的ニーズの高い領域である
・目いっぱい幸福感を味わえる

それらが判断基準になります。

でも、「人間関係を我慢する」ことは、できません。
どんなに成長できそうな予感がしても、人間関係で極度のストレスに晒されれば、圧倒的にパフォーマンスが下がると確信できるからです。


問題は「特定の人たちには逃げ場がない」という事実です。

内田さん曰く、「真の意味で利己的にふるまうことを怠った人間」が、それです。

「真に利己的にふるまった人間」とは、「長い人生のある時に、欲望のままに自己利益を最大限に追求した人たち」です。

つまり「本気で”それ”を取りに行った人間」なんです。

あなたにも覚えがありませんか?
どうしても欲しいものを、力ずくで、なりふり構わず、大きな努力と犠牲を払って奪いに行ったあの日のことを。

お金や、人間関係や、社会的地位に恵まれた人には、最初から「逃げ場」が与えられていたわけではありません。それは結果に過ぎない。

結果に至るまでのプロセスに本気で取り組んだことが、彼らに逃げ場を与えたんです。

「利己的にふるまう」ことの本質とは、
自身の願望をかなえるために、本気になることです。


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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!