それは願望で、真実 #芯家族
「親は子どもより先に死にます」。
昨日、娘にそう言いました。
小6の娘は、進路選択の岐路にいます。
登校可能な中学校は5つ。
選択権は娘にありますが、
私は親として判断材料を示しました。
時間にして80分。
かなりの長丁場になったんですが、
「中学校どこにする?」
という私の質問にきちんと向き合ってもらうためには、
手順が必要になります。
「お父さんは、お前より先に行くんだよ」。
この真実(願望)を最初に伝えておくことが、
どうしても必要でした。
「お前とずっと一緒にいられたら。いつもそう思ってる。でも、お前は高校を卒業したら家を出る。それが自然なんだ。」
娘の頬を、一筋の涙が伝いました。
我ながら、酷なことを言ってるなと思います。
ですが、このことは未来予想図なんかじゃない。
親の願望であり、「あらかじめ決められていること」でもあります。
話の最後あたりになると、娘の頭はグラグラ揺れていました。
かなり疲れたでしょう。
80分で、(かなりかみ砕いたとはいえ)人生のエッセンスを一気に注ぎ込んだんですから。
でも、どうしても今日中に伝えておきたかった。
明日から、勤務が再開します。
お父さんの夏休みは今日で終わり。
最終日の仕事は、娘から少しずつ離れていく作業でした。
自分でも、よくわかっています。
私にとって、子離れがいかに難しいことであるかを。
娘はとうに父親から離れているのに、です。
「子どもは3歳までにすべての幸せを運んでくる。あとはおまけのようなもの」。
よく聞く言葉です。
そして、その言葉は嘘ではなかった。
もし、あと一つだけ娘に対して望んでいいと言われたら、
「順番だけは、守ってくれよ」と言うつもりです。
現役高校教師
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「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!