マガジンのカバー画像

センセイを捨ててみる。

93
行き詰まる学校教育を変えるための、最適解。 それは、現場にいるセンセイが、センセイを捨てること。 今こそ、アンラーンする時です。 気軽に、ちょっとしたことから始めましょうか。
運営しているクリエイター

#吉岡岳彦

著書紹介 #私について

こんにちは。「発信するセンセイ」です。 新潟県で教員をしています。 2022年12月に最初の本を書きました。 この本について、富山県で教員をなさっている能澤さんという方がレビューを書いてくださり、FBに投稿してくれました。 私の考えを知ってもらう契機になれば嬉しく思います。 ぜひお読みください。 能澤先生 ここまでが能澤先生によるレビューです。 以降は、上記レビューへの質問からどんどん広がっていったお話しです。 よかったらご覧ください。 K先生 わたし K先生

仕事は、人生そのものじゃない。 #センセイを捨ててみる。

教師になって32年。 私の人生は、この仕事を中心に回ってきました。 数年おきに県内を移動する人生。 アパート暮らしは、19歳から44歳まで続きました。 この間、引っ越した回数は9回。 そういうもんだ、と思っていました。 普段は住居と職場を往復する毎日。 夜8時前にスーパーに寄って、値引きした総菜を買って夕食。 そんな生活は25歳から39歳まで続きました。 土日は部活。祝日は大会引率。 テスト期間で部活がオフの時も学校へ。 私以外にも、必ず数人が休日出勤して採点をして

自分が誰なのか知りたければ #センセイを捨ててみる。

「発信」には大きく2つの目的があります。 ✔ 自分の意志を表明するため ✔ ビジネスの集客をするため 自分の問題意識をシェアしたい。 サービスの存在を認知してほしい。 私的な、あるいは公的な「自己実現」を果たすために、私たちは発信します。 ただ、もちろんこの2つの目的は大事ですが、もっと大きな副産物があることに、多くの人は気づいていません。 私自身、過去5年にわたり、さまざまな形式を用いて、さまざまな媒体を通じて発信してきました。 今、改めて思います。 発信する

「20年限界説」と「45歳定年説」 #センセイを捨ててみる。

大卒後、すぐに教師になった場合、40年前後、教師であり続けることになります。 ひとつの仕事に40年従事する。 長いですね。いわば「職人の世界」です。 この「職人性」が、いい方向にもよくない方向にも作用します。 デメリットの方が大きいと言うつもりはありませんが、「よほど締めてかからないと、職人性にやられてしまうよね」、とは思います。 その意味で、《20年限界説》は、納得感があります。 以前、サントリーホールディングスの新浪剛史氏が言った「45歳定年説」は、考え方とし

メルマガ配信なんてしなくていい #センセイを捨ててみる。

「いきなりこんなことを言われても、何の話か分からない」 きっとあなたは、そんなふうに思っているでしょう。 引用文にある通り、興味を持てる人たちは「メルマガを配信している人」限定です。 上記にある「迷惑メール判定が2月より大きく変更になる」というのは、簡単に言うと、「一定規模以上の数のメルマガ配信をする人は、カスタムドメインで配信してください」ということです。 私はメルマガを配信しています。 数は「一定規模」には遠く及びませんが、100人以上の学校関係者が読んでくれてい