【山旅レポ】大峰山(日本百名山in関西3days)
GWを利用して関西の百名山をアタックしてきました!
こちらは百名山70座目、大峰山のレポ。
前鬼口から入り、憧れだった大峰奥駈道の一部を歩いてきました。
プラン
下北山スポーツ公園→前鬼口バス停→釈迦が岳→八経ヶ岳→弥山小屋
距離:29㎞
獲得標高:2512m
行動時間:9時間9分
前日に大台ヶ原から移動してスポーツ公園に宿泊。
和室で1泊2名9000円。きなりの湯の入浴券つきでコスパ◎
アクセスの難易度の高さをのぞけばかなり満足度高かったです!
出発は6時半。
半分はロード歩きだし…となめてかかっていてゆっくりめの出発としたけど
奥駈道が思ったより時間がかかってしまい、もっと早く出てもよかった。
スポーツ公園はダムの底みたいな場所にあるので
まずはダムの上にあがるところから。
ここからの景色は圧巻でした。すごい高度感で足がすくむ、、
ロードの終点になる小仲坊までは特記事項なし。
ひたすらゆるいのぼり基調の林道。。以上!
歩くこと15㎞。途中に大きな滝があったり景色はよかったです。長いけど。
ちなみに、小仲坊の手前2㎞くらいに車を止められる場所があるので
縦走は別に、、、という人はここに車を止めておいしいところだけ歩いたらいいと思います。
9時過ぎに到着したけど10数台止まっていました。
小仲坊でトイレ&補給の休憩をしていよいよ大峰奥駈道へ。
前鬼から太古ノ辻までは2㎞で標高差約600mの一気のぼり!
なかなかしびれたぜ…
太古ノ辻からが世界遺産になっている奥駈道に入ります。
奥秩父のような、深くて渋い笹の稜線。
山の雰囲気は笠取山~雁坂峠あたりに似ているかも。
稜線を丁寧にたどっていくと思いきや
思いのほかトラバースが多くて少々歩きづらい。
修験の道だけあってアップダウンも多くタフでした。。
印象的だったのは笹と立ち枯れのこの景色。
ところどころにある靡も相まって
1000年くらい前から時が止まっているかのような不思議な空間でした。
俗世界から離れているというか、何か下界とは違う空気が流れていたなぁ。
釈迦が岳には12時前に到着。
山頂には大きな釈迦様が鎮座されておりました。
いつも思うけど、こういう大きな人工物はどうやって山頂に運ぶのよ…
深仙小屋から釈迦が岳がとても美しかった!
釈迦が岳から弥山小屋は約10㎞。
あとは見えてる稜線をたどるだけ!もう楽勝じゃん~
って思ったのが甘すぎた、、、
お天気がよくて本当に景色がきれいだった。
標高1500m程度なのにプチアルプス感。
山深いので人も少なくて静か。好きなタイプの山!
と、長かったけど釈迦が岳から3時間半くらいかけて八経ヶ岳に到着。
歩いてきた山々がずらっと見えて圧巻でした。
翌日は洞川温泉方面へ下山。
下山につかった川合道はとてもよく整備されていて歩きやすかった!
みたらい渓谷も関東住みの人間からしたら驚異の透明度。
キャンプ場も多く、観光地としてにぎわってました!
https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5145/
バスの時間がせまっててアユの塩焼きを食べ損ねたのだけが心残り。。
弥山小屋について
とってもきれいな小屋。
水は1L 100円。お湯も同じ値段で買えます。ありがたい…
テント20張と書いてたけど
GWで天気がよかったのもあり20張以上あったと思います。
「自由に張っていいよ~」と小屋の方には言われましたが
常識の範囲でみなさん自由に張って楽しんでいました。
カップ麺やパンなど簡単な補給食も購入できました。
https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5189/
弥山山頂はテント場から歩いて5分ほど。
大きな祠があり、展望もよいので気持ちの良い場所です。
まとめ
この区間だけでおなかいっぱい!って思ってたけど
振り返ってみると本当に素敵な道で(語彙力)
歩いていると心が研ぎ澄まされるような不思議な感覚になったこの旅。
熊野大社までつなげたら新しい世界が開けるような
いつかまた歩いてみたいなぁという気持ちになっています。
アクセスの難易度が高くて気軽には行けないけど
歴史を感じながら静かな山で自分と山と向き合う旅。
心がスッキリした感じ!
次に行くときは洞川から熊野大社までつなげたい!
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