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スタートアップのインタビュー記事や業界トレンドに特化したスタートアップ情報などをご覧いただけます。
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記事一覧

【20ヶ国108社】フェムテック⑪失禁に関するお悩みを解決している4ヶ国4社のスタートアップ

軽失禁(軽い尿もれ)は、中高年だけでなく、妊娠・出産を機に20~30代で起こることもあり、決して特別な問題ではありません。 脱腸や失禁などの骨盤底部疾患は、世界では、成人女性の4分の1、80歳以上の女性の半分が罹患していると言われています。現在の治療法には大きな問題があり、大人用おむつの売上が赤ちゃん用おむつを上回る日も近いと言われています。 このnoteでは、失禁に関するお悩みを解決しているアメリカ、イギリス、カナダ、スペイン4ヶ国4社のスタートアップをご紹介します。

ハードとソフト、先端技術を掛け合わせて リスク計測テクノロジーズ x PLEN Roboticsインタビュー

音声解析技術と顔認証技術を掛け合わせて、顧客の課題解決へーそれぞれの強みとスタートアップの特性を生かして機動的に取り組みを開始したリスク計測テクノロジーズ社とPLEN Robotics社。業務提携締結から介護現場での実証実験、今後の展望についてお話を伺いました。 インタビュイー リスク計測テクノロジーズ株式会社 CEO 岡崎 貫治氏 金融機関、信用リスクデータベース機関を経て、有限責任監査法人トーマツにてリスク管理・ガバナンス、データアナリティクス等の助言業務に従事。20

医療分野のスタートアップが世界各地から参加。Health Batch 4 EXPO: イベントレポート

Plug and Play InternのSuzuです。9月14日に開催した Summer/Fall Summit 2021 Kyoto - Health EXPO を振り返りたいと思います。 今回のEXPOは、オンライン・オフラインのハイブリッド形式で行われました。オンラインの開催は、イベントプラットフォームAttendifyで実施され、スタートアップピッチや企業パートナーによるリバースピッチなど、合計19人が登壇しました。参加者の方々、ありがとうございました! (EX

初のNew Materials EXPO: 日本の大手企業が注目する新素材・材料系スタートアップが京都に集結

初めまして!Plug and Play KyotoインターンのSuzuと申します。入社して3ヶ月ですが、あっという間でした。どうぞよろしくお願い致します。 9月14日に開催したアクセラレータープログラムの成果発表会『Summer/Fall Summit 2021 Kyoto - New Materials EXPO』を振り返りたいと思います。 今回のEXPOは、オンライン・オフライン融合のハイブリッド形式で行われました。オンラインではイベントプラットフォームAttendi

xRでつくる未来。2度のアクセラ参加を通してビーブリッジが目指す未来社会とは?

『xR*で体験を革新する』をブランドメッセージに掲げ、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術を駆使してB2B、B2Cの複数事業を展開する株式会社ビーブリッジ(以下、「ビーブリッジ」)。2020年12月〜2021年3月期に実施されたWinter/Spring 2021 Batchプログラムへの参加を経て、現在2度目のPlug and Play Japanアクセラレータープログラムへ参加されています。積極的にアクセラレーターを活用しながら、大手企業や自治体など幅広い共創に取り組む

サスティナブルな世界を実現するグリーンテック5社ー Plug and Play ポートフォリオ

カーボンニュートラルによるスマートシティの創造 皆さん、はじめまして。Plug and Play Osaka Smart Cities Team InternのDoina (ドイナ)です。本記事では、継続可能かつ環境に優しいスマートシティの展開の課題とそれらの課題を解決しようとしているスタートアップ5社を紹介したいと思います。 最近、サステナビリティについて、特に「カーボンニュートラル(carbon neutral)」や「ゼロカーボン排出量(net zero carbon

藻類バイオプラスチックが生み出す、クリーンな水環境とグリーンなプロダクト - Algixインタビュー

アメリカのミシシッピ州を拠点とするAlgixは、環境問題に対して一石三鳥のソリューションを持つスタートアップです。彼らのコア技術「BLOOM」は、バイオプラスチックを製造する過程で空気中からCO2を回収することにより、汚染された水環境を改善します。 Ryan Hunt  Founder and CTO University of Georgiaで物理学とバイオエンジニアリングの学位を取得。藻類、光合成、熱可塑性化合物を含むサーキュラー・テクノロジーに興味を持ち、Algix

微生物の力で地球を救う。マイクロバイオファクトリー株式会社インタビュー

健康・医療、食品、エネルギー、化学産業などさまざまな分野で第五次産業の柱となるべく期待されているバイオテクノロジー。内閣府は2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現することを目標にバイオ戦略を進めています。持続的な発展を目指し、「地球の病気を治したい」というマイクロバイオファクトリー創業者の清水氏にインタビューしました。 代表取締役 清水雅士氏 岐阜県出身。2013年東京理科大学大学院修了(工学修士)。2014年バイオマス資源から有用物質生産を行うGreen Ea

【イベントレポート】全国アカデミア発スタートアップ大集合! CENT Pitch拡大版

2021年7月14日にの共済イベント「全国アカデミア発スタートアップ大集合! CENT Pitch拡大版」 (以下、 「CENT Pitch拡大版」)を開催しました。 「CENT Pitch」とは、名古屋大学とOICXが毎月開催されている中部圏のオープンイノベーション/スタートアップエコシステム醸成を目的としたピッチイベントです。 今回は「CENT Pitch」の一環として、また「Nagoya Access Point Project」(以下、「NAPP」)の一環として、2団

酵素の持つ可能性を掘り起こすバイオスタートアップ。株式会社digzyme

紀元前から人類が利用してきた酵素。その反応を利用した環境負荷の少ない物質生産方法がバイオプロセスとして注目されています。目的に応じた酵素反応経路を見つけ出すテクノロジーを持つdigzyme。社会を変える触媒となれるか、東京工業大学発のバイオインフォマティクス・スタートアップにインタビューしました。 渡来 直生 Co-founder, CEO 2019年、東京工業大学博士課程3年在学中にdigzymeを共同創業、代表取締役に就任。2020年博士号取得。東工大の学部時代は研究室

[ Event Report ]京都大学 x Plug and Play Pitch Day 2020

先日、「京都大学×Plug and Play Pitch Day 2020」を開催しました!ご参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。来られなかった方のために、簡単ではありますが以下にイベントのレポートをお伝えします! 【イベント概要】 イベント名:京都大学×Plug and Play PITCH DAY 2020 開催日時:2020年2月1日(土)15:30〜17:00(開場15:00) 会場:京都大学国際科学イノベーション棟5Fシンポジウムホール 「京都大学×Pl

KYOTO Hardtech & Health Batch 1 採択スタートアップ紹介

こんにちは!Plug and Play KYOTO / Hardtech & Health担当のHaruです。 京都オフィスは昨年7月に開設されたばかりですが、12月よりアクセラレーションプログラムを開始しています。ものづくりやヘルスケアに関連したスタートアップを中心としてプログラムとなっています。 そこで、京都プログラムで採択となった国内外15社のスタートアップを数回に分けて紹介していきます。第一弾は3社をピックアップしています。 さっそくいってみましょう!! 1.

人が人に寄り添う社会にするために — 犯罪予測が描ける未来とは?

こんにちは、Plug and Play Japan Fintech Program ManagerのHarukaです。これまでMediumにてFintechプログラム採択スタートアップインタビュー記事を紹介させていただいていましたが、今後はnoteでも不定期に様々な企業のご紹介をさせていただきます。 さて、今回は、株式会社日本総合研究所が運営するインキュベーション・アクセラレーションプログラム「未来2020」においてAI部門最優秀賞を受賞、2020年2月よりキックオフしたGo

誰もが自分のカルテ情報へ簡単にアクセスできる未来をつくりたい。 エニシア 株式会社代表取締役:小東茂夫氏インタビュー

自分や家族の病歴を、どれだけ正確に覚えているだろうか? 現在の日本では、診療明細とお薬手帳があるだけで、複数の病院での治療内容や経過などを包括的に網羅した情報源は存在しない。カルテの自動化サービス「SATOMI」を展開するエニシア株式会社。代表の小東氏は、家族の難病と向き合った経験から、カルテの正規化・自動化は医師の負担軽減だけでなく患者にとってもメリットを出せると強く語ってくれた。 家族の看病で感じた医療情報へのニーズ ーーそもそもの起業のきっかけを教えていただけますか。