息子の言語の話Vol.1

(この話は、私が今年5月中旬にFacebookにまとめたものを、個人情報が分からないように再編集したものです)


大学時代言語学を学んだ時から、いつか自分の子供が出来たら子供の言語習得過程を観察して記録したい、という夢がありました。そして夢が叶って1年、備忘録も兼ねてまとめておきます。我が息子しゃおりゅーの誕生〜1歳BDまでの記録です。


①息子の言語環境
誕生から今まで、日本語9.5割、中国語0.5割を使用。微妙に中国語混ざってるのは週に1回ハルビン出身のとてもよく喋るおばあちゃんが半日遊びに来るから。
6ヶ月以降は音声言語以外に手話に近いベビーサインも使っています🤲


②ベビーサインについて
まだ音声で喋れない赤ちゃんと手話やジェスチャーでコミュニケーションを取るという育児法。いつの頃からか、赤ちゃんにも通じる言語を学んでみたい!と思ってました👶ちゃんと教室に通って親子で練習する必要があり、コロナの影響もあってオンラインレッスンを受けていました💻
日本手話やアメリカ手話を赤ちゃんでも出来るように簡略化したサインが何百個もあり、名詞も動詞も形容詞も副詞もあります。写真1が息子(7ヶ月)が一番最初にやったサイン「もっと(欲しい)」、写真2が「おいしい」、動画が「お片づけ(する)」です✨他にも、「水飲む」、「おはよう」、「甘い」とかやってくれます。なぜか名詞系サインはほとんどやりません😅バナナとか猫とか見たいんだけど…。

(↑写真はのちほどアップ予定)

少しずつですが、赤子の気持ちが分かる様になるのでとても楽しいし便利です☺️


③息子の言語のイン/アウトプット
1ヶ月くらいから、クーイングでアウアウ言ってました。3ヶ月くらいからキャーとかマンマとか言うようになりました。でもまだこっちの言うことも分かってないし、自分から音が出るのがただ面白いという感じ。
言葉というものを意識してきたのは6〜7ヶ月以降から。ベビーサインが少しずつ出始め、こっちが喋っている言葉と手の動作、さらにそれがもたらす結果(「もっと」をやったら食べ物もっともらえる)が結びついてることがわかってきたようです。
また、息子が発する声も、我々親に向かって「bmabma bma bma」のようなバとマの連続体のような音を言うようになってきます。
そして、日本語と中国語も特に分けることなく聞いてるんだなというのも分かりました。
ほとんどの指示は日本語で出してるけど、手を振る時だけは中国語で“挥挥手~”と言わないとやりません(笑)あとはおばあちゃんが何を言っても、分かったような顔をして聞いてます。
また11ヶ月頃には、自分の名前を聞くと手を挙げるようになりました🙋‍♂️
1歳の誕生日を迎えた今、「パパ!ママ!ナイナイ(中国語のおばあちゃん)!イエイエ(同おじいちゃん)!」あたりを我々家族メンバーの誰かに向かって叫んでいます。誰に向かって言うかはその時次第なので、まだ音と人物がはっきり対応はしてない模様😅
あとはグググ〜とかアギャアギャと言った素敵な宇宙語たち✨
これからの1年はきっと言葉の発達はさらに目覚ましく、そして少しずつ意味のある言葉へ変わり、楽しい言い間違いのオンパレードになるのでしょう♪
子育ては悩みや心配事がつき物だし決して楽とは言えませんが、この楽しい研究対象君👶をずっと観察出来ると思うと、かなりワクワクしてきます😁
これからも事あるごとに息子の言語の話はまとめるつもりです✏️

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