息子の言語の話 Vol.2
(この話は、私が今年5月末にFacebookにまとめたものを個人情報が分からないように再編集したものです。)
1歳を過ぎてから、日に日に音の模倣力が上がっていっています。よく喋るのは
ママ
パパ(爸爸っぽい音)
イエイエ(爷爷=父方のおじいちゃん)
ナイナイ(奶奶=父方のおばあちゃん)
ニャーニャ(🐱)
等、やっぱり2つの音の繰り返しが多いです。
こっちが彼の前で言ってみせると、かなり正確な音で反復してくれます。
最近検証した結果、いくつかの点が明らかになりました✨
①親族名称はまだ誰が誰を指すのかよく分からないが、とりあえず誰かいたら何か言っておこうという意欲が見えます。おばあちゃんに「ママ!」とかよく言ってる😅でも私に対して「ナイナイ!」とは言わないから「ママ」=最大のお世話係の人みたいなのは分かっているよう。
あと、“哥哥、姐姐、弟弟、妹妹”もなんとなく真似するようになりました。
②ここ2〜3日はかなり減ったけど、こっちが「ママ」と言った時に「パパ」と言ったり、「パパ」と言った時に「ママ」という現象が当初見られました。どうやら、こちらの唇の形を見てそれを模倣して発声しているみたい😱【m】と【b】はどちらも両唇音だから混同しちゃうのかもね…。
③「ママ」以外の【m-m -】の音の組み合わせの語で、「ママ!」と叫ぶこともたまにあります。一度、夫との会話の中で“冒名”(màomíng=名を騙る)という言葉が出てきた時に「ママ!」と言ってきて仰天しました😂
④やはり目の前で口をはっきり見せて発音することが重要みたいで、私が彼から見えないところに隠れて色々言っても、真似しなかったり不正解な音が出てしまいました。だから、マスク必須の世の中は子供の言語発達には良くないのかも😫
ただ、完全に言うことをマスターしてしまった音は聞くだけでも真似できるので、電話でおばあちゃんに「ナイナイ!」って叫んだり、私がいないところで「ママ〜😫💦」と泣くことはあります。
⑤唇の形だけでなく舌の形も真似してるようで、目の前で中国語の“zhī”(舌を口の中で反らせて発音する難しい音)を出すと、ちゃんと上の歯の裏に舌をあてて、「ジージージー」みたいな音を出してくれました。正確ではないけど、見ただけでここまで真似できるのはすごい😅
言語を教える仕事をしているからこそ、身近に理屈抜きで、聴力と模倣力だけで発音を習得していってる存在がいるのは本当に面白いし勉強になります🥰
しかし真似するのはほとんどが中国語…(ママも中国語でもママなので)9割以上は日本語に接してるのになぜ?
仮説①中国語の方が言いやすい(繰り返しの音や、口を大きく開けてはっきり発音される音が多い)
仮説②週一回来る中国語ネイティブのナイナイの影響力がとんでもなく強い
仮説③こちらが思ってるより中国語に触れる時間が多くて耳に残ってる
仮説④こっちが中国語ばっかり真似するように仕向けてる(この線が強いかも😅)
また数週間経ったら大きな変化があるはずなので、まとめようと思います🧐
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