見出し画像

終演しました!

同じ釜のムジナ「罪の三乗」

4日間、全10ステージ終演いたしました!
ご来場いただいたお客様、応援してくださった方、キャスト、スタッフの皆様
ほんとうにありがとうございました!

顔合わせ~千秋楽まで約3週間という怒涛の企画公演でございました。
とにかくもう、最後まで大きなトラブルもなく、1人も欠けることなく終えられたということにほっとしています。
新宿眼科画廊さんも優しかった。たいへんお世話になりました…!

せっかくなのでふりかえります。



観ていただいた方はご存知かと思いますが、こんかい私が担った役は「峰田わわ」。
小さい事務所ながら精力的に活動中の、裏表なくはつらつとしている巨乳グラビアアイドル。
自覚のない口の悪さから恐喝、恫喝などの罪を犯してしまいます。
(わわちゃんをきっかけにフォローしていただいた方がいらっしゃってありがたいのですが実際の池島は巨乳でもはつらつでもないので少し心配している……)

口調も、仕草も、見た目も、私にはないものばかりで
棚から成分の引き出しをひっぱりだすどころか、まずその引き出しをつくりだすことから始めなければならず
短い稽古期間でまにあうのかとにかく不安で
なんとかみんなの足をひっぱらないようにしないと、と能天気な私にしては珍しく焦り、震える毎日でした。
稽古は楽しかったけど!

さらにお客様と距離の近いスペースO。
反応がダイレクトに伝わるし、毎公演空気が変わるから
ずーーっと緊張してました。
いつもは遅くても折り返す頃には解けてるんだけどね。
最終日かな、やっとのびのびやれたような気がするのは。
とはいえ力を尽くすことには変わりないので
幕があがる頃にはなんとか私がやるグラビアアイドル、私がやる峰田わわになったのではないかと。
観ていただいた方が抱いたものが全てだから
あとから書くのもあれかなと思いつつ、初の企画公演記念に書いちゃった。
最後の温かい拍手に救われました。
ありがとうごさいます。

ここからは出演してくれた素敵なキャスト陣のお話。



岡田健くん。
通称オカケン!
出会いは2019年頃。そこから何度か共演したけれどコロナ禍ということもあり最近は全然会っていませんでした。
彼の魅力は長い手足やしなやかさ、屈託のない笑顔と憎めない生意気さだと思います。反抗的ってわけじゃなく、ちょうどいい、失礼じゃない気安さとノリの良さっていうんですかね。10代の頃から知っているから私が勝手に感じているだけかもだけど、弟のような可愛さがありました。
あと、セリフ覚えがめちゃくちゃ速い!
クセの強い刑事・矢代をばっちり担ってくれました。
久しぶりに一緒にできて嬉しかったです。
ありがとう。

小森かなちゃん。
彼女も久しぶりの共演でした!5年以上経っている。
私が牡丹茶房を知ったのは、その共演後に小森ちゃんが出演して観劇したことがきっかけでした。入れ違いのような形だったため牡丹茶房で共演したことはなく、でもお互い観に行ったり、来てくれたりが続き、今回ついに共演できた!
小柄な身体から繰り出されるパワフルデカボイス、くるくる回る表情がだいすきです。普段はちょっと静かなのもギャップがあります。
女社長・新島のキリッとした姿勢と後半のドタバタコミカルさのコントラスト、かっこよかったです。
ありがとうね!


水島創太さん。
はじめましてで、お会いするまでどんな方だろう、怖かったらどうしよう……とびびっておりました。顔合わせでドアが開いた瞬間すごい深々とお辞儀してくださって、めっちゃ優しそ~~~!と安心したのを覚えています。
いつもニコニコされていて、癒しをいただきました。私はすぐ笑ってしまうので、コメントがいっぱい!のシーンや、最後のデカボイスのシーン、笑わずにできるのすごいなって思いました。コメディの方じゃ……!!
代表や所属タレントたちから散々な目に遭っていたマネージャー・轟のかわいそかわいい姿、素敵でした。
お誕生日おめでとうございます。
ありがとうございました!


加藤睦望さん。
むっちゃんとお呼びしておりました。へへ。
むっちゃんもはじめましてでしたが、周りの役者陣からそこはかとなく(?)お噂は聞いておりました。
一緒に謝罪する料理研究家・下井さんの自己紹介から罪がばれての切り替え、マイクパフォーマンス、流暢なセリフ回し。圧巻で、大尊敬です。
それでいて控えめで、優しくて、みんながむっちゃんを好きになる理由が分かりました。私もだいすきになりました。
出会えたことに感謝です。
ありがとうございました!



久保瑠衣香ちゃん。
同じ釜のムジナ構成員、共同主宰のるいかちゃん。
約3年半ぶりの共演です!
女優・鮎川の堂々とした姿も、恋に一直線になるあまり事務所どころか国を巻き込む豪快さも様になっていて、隣にいる安心感がすごかった。
最後の暴れるシーンをはじめての稽古からぱっと動けるのめちゃくちゃかっこよかったです。拍手してました。表情筋が人の3倍あるんだと思う。
構成員としても、違う角度から指摘してくれたり、提案してくれたり、とてもとても心強い存在でした。
るいかちゃんがいると場が明るくなります。すごい。
ありがとう!


烏丸棗ちゃん。
ツーショット撮り忘れちゃった!
牡丹茶房では脚本・演出家と俳優という関係性だったのが、今回構成員として一緒にできるのが不思議でした。
前回の記事にも書きましたが私は彼女の書く物語がとても好きで、尊敬と信頼を勝手に抱いているので全然心配していなかったのですが、台本を読んで、コメディだ~~~!!!!!と踊りだしそうになりました。
例えるならば三ツ星ホテルのパティシエが美味しいラーメンだしてくれたみたいな、うん、違うな、とにかく、世界が棗ちゃんの新たなフィールドに気づいちまったな……という気分です。分かんない、たぶんもっと前からみんな気づいていたと思うけど。
一緒にできてよかったです。
ありがとう!


まだまだ油断ならないご時世のなか、最後まで駆け抜けることができて本当によかったです。
スペースOに足を運んでくださり、合同謝罪会見を見届けてくださり、ありがとうございました。


またお会いできるように、楽しく、元気に、日々を過ごします。


これからもよろしくお願いします!

イヒヒ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?