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フリーランス一年目から、旦那が仕事をぽんぽん取りまくるので、秘訣を考察してみた。

フリーランスとして独立してから1年半ほど経った旦那。独立前は「仕事が全然決まらなかったらどうしよう…。」と話していたが、今ではフリーランス6年目のわたしの収入を悠々と抜かし、どんどん案件が舞い込んできている。

旦那に「1年フリーランスをやってみてどうだった?」と聞いてみたところ「時間や場所の制限がなくなり、自由に働けている。フリーランスの働き方は自分に合っているな、と思う。」とのこと。

また、今後はもっと上流の仕事に関わったり、ポーカーやAI事業など「自分の興味がある分野の仕事」に関わっていきたいらしい。

旦那を見ていると「仕事の取り方」に秘訣がありそうだ。仕事がぽんぽん舞い込んでいる旦那をこっこり横から観察してみることにした。


旦那の経歴と職種について

旦那の経歴は、2021年4月大学卒。食品関係の学部にいたので、食品系の企業に就職することを目指していたとのこと。しかし、就活をはじめてみて痛感したのが「食品関係の会社に就職しても、すぐに研究させてもらえない」という事実。

就活のやり方をガラッと変えて、手に職をつける方法を考えたそう。そこで頭に浮かんだのが、マーケティングやAIだったらしい(すでに目の付け所が鋭い)。

無事、マーケティング支援会社に就職。4年ほど会社員として働いたのち、フリーランスとして独立した。

はじめての案件獲得について

フリーランスのスタートダッシュをうまく切れた最大の理由は、会社員時代から副業をはじめていたこと。複数の仕事を同時にこなす力に長けていたと思う。

さらに、わたしも出会ってから比較的早い段階で、彼に仕事を紹介した。マーケティングというわかりやすい職業だったこともあり、第一早期になりやすかったのである。

マーケターはフリーランスとかなり相性がいい。結果さえ出すことができれば、お金がもらえる。また、会社のお金を増やす仕事なので、結果としてHR領域などと比べると効果を感じてもらいやすくなると思う。

さらに、旦那の場合はポジション取がうまく「マーケ支援会社で働いていたので、基本的にマーケに関すること何でもできます。」と常に答えていた。そのため、マーケ=この人、と周りの人から認知されていたのだと思う。

程よい単価感を調整するのがうまい

フリーランスで一番困るのが、単価だと思う。それを旦那の場合はちょうどいい塩梅で提案するのがとにかくうまい。パッと聞いたときに「高くはないな」という印象を与えてくれる。

ロジックを聞いたところ、まずは自分のなかで時給単価を意識するとのこと。そこから逆算して、どんな効果が出せそうかを算出する。そこで先方との折り合いがつきそうだと感じたら、案件をスタートさせるとのこと。

さらに、旦那の得意分野が上流の仕事をすることなので、それもうまくワークしているように思う。手を動かして単純作業をするのが得意な人よりも思考力をうまく使うことをブランディングできると単価は上がりやすい。思考=仕事になるので、右腕がいない企業は重宝すること間違いなしだ。

人付き合いのポイントを押さえている

フリーランスになりたてのとき、多くの人が抱える問題が人脈である。旦那も例外ではなく、決して人脈が広いわけではなかった。さらに、インドアなのでイベントや交流会にはかなり不向きな性格なのだ。

そんな旦那が、どうやって案件を獲得していったのか。それは人付き合いのポイントを押さえているからである。

彼は独立してから、イベントなどで案件を取ったことが一度もない。すべて紹介なのだ。その理由は、自分がインドアなことを伝え、海外にもよく行くので基本的には会えないレアキャラをうまく演じているのだ。

自分を大切にするタイプなので、絶対に無理はしない。その代わり「帰国のときは、この人に会っておこうかな。」が理にかなっており、上手に人付き合いをしている。ここも見習いたいポイントである。

イベントや交流会ばかりに出向いて、たいした深い付き合いもできず、絶望している人にぜひ知ってほしい。彼のように、付き合うべき人が少なくても一人ずつを大切にして、中長期的にうまく付き合ってくことが、結果的に大きな仕事につながることを。

条件に合わない案件は断る

結局、ここに尽きるかもしれない。どれだけ仲が良い人から言われても、条件やスキル、単価感に合わなければ必ず断っている。

「自分ができること」と「条件面が合う」がマッチした仕事のみを引き受けることにより、心身ともに健やかに働ける環境を実現している。

秘訣は自分と相手を大事にすること

フリーランスになりたてのころ、ついつい搾取される環境に飛び込んでしまい疲弊することが多い。旦那を見ていると、むしろ逆を行っているように思う。

まず、自分が成果が出せる仕事、やりたい単価感でしか仕事を受けない。例外に安く受けることがあっても、将来的な見込みがあるものしかやらない。

そういった線引きをして、自分を守ることが結果的にストレスフリーなフリーランスかつ紹介がたくさん来る人になっているんじゃないかと思う。また、付き合いがはじまったクライアントは最後まで責任を持って仕事をやりきっているのも、相手を思う気持ちのあらわれなんじゃないかな。

サポートしていただくと、わたしの思いが伝わったんだな。共感してもらったんだなと嬉しい気持ちになります。いつも応援ありがとうございます。