35.集客を考える

経営者に大切なのは、集客力。

野球選手に大事なのは、バッティング力。

ぐらい当たり前のことですね。

集客。

一言にいっても、今すぐ、はい!と手を挙げて集まる人がいるかと言われると、そうでもないんじゃないかなぁ……というのが現状だったりする。

ラーメン屋をやる!といって、ラーメン屋を始めてから人を呼んで、費用を回収する。

コーヒーショップ、タリーズの創業者松田公太さんは、一号店を銀座に出す!と決めて、多額の費用をかけて創業しています。
下記書籍に詳しくエッセイとして書いています。

『すべては一杯のコーヒーから』/松田公太

その経緯も壮絶なものですが、何より、完成してからが本番なのです。

お店を出すには、1,000万円〜2,000万円はくだらないでしょう。
その費用の回収に奔走する話が、この本はずーっと続いているのです。

早朝から深夜まで、本当に大変そうに働いている様子が、本を読んで感じられました。

集客には、一般的にはなかなか苦労するのです。
そこは確かに、経営をするにあたり一つの大きな関門なきがします。

知り合いの経営者の方も、よくおっしゃっていました。
ただ……と、大事なお話をいただいたことがあります。

集客はファンづくり。
先に、ファンをつくればいい。

集客を完了した状態で、立ち上げていく、ということなのです。

以下、興味深い記事がありました。

ここには人を集める、と表現されています。

おそらく店舗の創り方、仕組み的な話で集客を試みようとしているから「集める」という言葉になっているのだと思います。

人が「集まる」自分になるんだよ。

僕は、以前よりそう学んでいます。
経営者の集客は、ファンづくり。

この人がやっているなら、この人が開いたカフェなら、この人がやっている美容院なら、と、経営は、お金の動きは、人をベースに回っていく。

近い将来、そうした世界が当たり前になるんじゃないかなぁと思っています。

だからこそ、今、人が集まる自分になれているかどうかがとても大事に感じます。

その力を身につける。

経営における自分のチームを創っていくのだと、それが事業を立ち上げるより先にあるんだと、だから立ち上げてからがうまく回っていくんだよ、と。

物事の順番を教えていただきました。

ただ、学んだからといってすぐに人が集まる人になれるわけではありません。
寝て起きても、昨日とあんまり変わらない自分が今日を過ごすだけです。

だからこそ、たくさんの人と関わり、関係を紡ぎ、自分を磨いていくことが大切になってくるのです。

それはもはや、経営者として必ず必要な動きではないでしょうか。

ファンをつくる、仲間をつくる。チームで戦う。

人は人で磨かれる。

今日もご縁に感謝し、つながりを大切にし、人が集まるような魅力ある人間を目指していきます。

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