357.空中に投げられた石にとっては、落ちるのが悪いことでもなければ、昇るのが善いことでもない。
古代ローマで哲人皇帝と呼ばれた、マルクス・アウレリウスの手記『自省録』の言葉を紹介します。
これは石にとっては、投げられて上がろうが落ちようがそれ自体は何にもならないということです。
言葉通りですが、上がったら良いわけでも、落ちたら悪いわけでもありません。
経済学者の成田悠輔氏のスピーチ動画でこの言葉について言及されていました。
これは、石という存在を人生や自分自身に置き換えられるかもしれません。
上がっているか、下がっているか、わからない状態になることもあるでしょ