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死にたくなったら、花でも見よう。

「死にたい」と言う時、人は「生きていても楽しいことがないし、苦しいだけだし、死んだ方がマシ」と考えているのだと思います。

実際そりゃそうですよね。
生にしろ死にしろ、人間は苦痛が少なく快楽が多い方に向かうものです。
(他の生物もそうなのかな。ジサツとかするんだろうか。詳しくないのでここでは言及しません。)

ただ実際には、簡単に死んではいけない。
でも死にたい。もう消えてしまいたいよー。そんな時、どうすればいいんだろう?ちょっと考えてみました。

1、苦痛を減らす。
例えば転職や転校、引っ越しなど、環境を変える。
または、ストレスに心を傷つけられない方法を身につける。
もし苦痛の原因がメンタル疾患なら、受診してお薬の力を借りるのもありです。

ストレスコーピングについては以下の記事で書いています↓


2、快楽を増やす。
目先の楽しみを増やす。例えば見えるところに花を置くとか、音楽をかけるとか、時間があったら映画を観るとか。外に出られるなら運動や自然に触れるのもいい。これは即効性があります!

それに加えて、先々の楽しみを増やす。
夢や希望でもいいし(信じることで上手く生きられるのなら、実際の実現可能性が低くたって気にする必要はないじゃないか!)、具体的な予定でもいい。たとえば8月に友達と夏祭りに行く、とか。


ちなみに簡単に死んではいけない理由については、精神科医の樺沢紫苑先生がこのYouTube動画で説明してくださっています。

PCがエラーを起こしたからといって丸ごと捨てますか?
自己保存や種の保存の法則に反した「死にたい」は脳のエラーなので、それに従って死んだら同じことだそうです。


…ってことでとりあえず、死にたくなったら花でも見ましょう。
お花、綺麗ですよ。この世界も捨てたもんじゃありません。

そうやって目の前の苦しみを減らして楽しみを増やしたら、今度は長期的にも同じことをやってみましょう。
私の経験から言えば、生きてれば意外と何とかなるし、予想以上に楽しいことも多いものですよ。

それでは、お互い騙しだまし生きましょー。

2024.5.8

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