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【自作曲解説】Citrine2640
■曲データ
【タイトル】Citrine2640
【BPM】120
【Key】C#m
【拍子】4/4
■表現したかった事
「黄色の惑星」
近未来に色んな惑星に旅行に行けるとして、その惑星のイメージソングを作る。
そこにもしも黄色の惑星があったなら。
「希望」や「温かい優しさ」のある街並み。
そんな世界を旅したいですね。
■制作の流れ
前作と同じく3月に原曲となる基本を作り、飽きて別の曲の制作を始めて、時を経て再開して手直しして完成しました。
この曲はピアノから作り始めました。
「黄色だから砂漠の星っぽいな」→「近未来だから栄えてないと、、、」→「あー中東っぽいわー」と。
レトロなドラムやバイオリン、シンセなどを追加して軽く作り上げたのがコチラ。
「未来の黄色い星ってこんな感じかなー」の巻 #遥さんの曲進捗
— 遥@CLID (@haruka_clid) March 16, 2023
ラフのラフのラフ。
でも残しておく。#DTM #DTMer #DTMerと繋がりたい pic.twitter.com/wWnOM3Nu02
なんとなくのwipですが、雰囲気は最初から出来上がっていた気もします。
ピアノは「4Front TruePianos」、「Native Instrumets KONTAKT6」の「Alicias Keys」、「The Grandeur」を使用。
![](https://assets.st-note.com/img/1698051784206-5N44gDRt1q.jpg?width=1200)
まずは「4Front TruePianos」を立ち上げて土台を作り、後から他の音源に差し替えました。
ピアノと言っても色々な音色があるので選ぶのは楽しいですね。
次に投稿予定の曲、一瞬だけ使うピアノの音にスゲー悩んでる。
— 遥@CLID (@haruka_clid) September 28, 2023
細い音だと味気ないし、ゴージャス過ぎても次に繋がらない気がするし。。。
コレにしようと思っても、今度はトーンで悩み始めてしまった(笑) pic.twitter.com/M0GETjCeg4
結構迷ってしまいましたが、、、今回はフレーズの持つ役目によって音色を変えてみたつもりです。
ドラムは「XLN Audio Addictive Drums 2」と「inMusic BFD3」を使用。
![](https://assets.st-note.com/img/1698052157548-Ulj3KhhFzP.jpg?width=1200)
「XLN Audio Addictive Drums 2」でアレンジを作り、加工ドラムはそのまま、生ドラムを「inMusic BFD3」に差し替えました。
立ち上げた瞬間の音色は「XLN Audio Addictive Drums 2」の方が綺麗で良いんですが、「inMusic BFD3」は要求に答えてくれる懐の深さを感じます。
どちらも好きなんですが、機械的な音色にしたいのか人間味のある音色にしたいのかで選んでいます。
リズムはゆったりした曲の割には結構遊んだかも。
間奏とか拍が取れない人いそう。。。
ベースは生ベースが「IK Multimedia MODOBASS」、シンセベースが「Native Insturuments MASSIVE」。
![](https://assets.st-note.com/img/1698052859824-5gTPpt2Uf6.jpg?width=1200)
ドラムが色々しているので、土台を担う感じにしました。
リズムで色々してるとルートに重きを置いても平凡にならない気がします。
土台を担いたい時は「Studio Bass」にしちゃいますね。
太くて好き。
シンセは「Native Insturuments MASSIVE」と「Native Insturuments FM8」。
![](https://assets.st-note.com/img/1698056154497-oKFGmlvZwh.jpg?width=1200)
僕の好きなソフトシンセのツインタワー。
「Native Insturuments FM8」の出すFM音源のキラキラは凄く好き。
噓みたいな金属な音がしてファンタジーだなと思う。
土台のシーケンスやノイズは「Native Insturuments MASSIVE」で。
ソロヴァイオリンは「Native Instrumets KONTAKT6」の「STRADIVARI VIOLIN」。
![](https://assets.st-note.com/img/1698056698243-aPYXYgKCpF.jpg?width=1200)
ソロの持つ哀愁さを。
楽器のソロってどこかに哀愁を感じます。
トランペットを夕焼けの河川敷で吹いてみたり、フィドルを酒場で弾いてみたり、森でフルートを奏でたり。
よく分かんないけど、、、エモく感じるから好きです。
ラフの段階で色々な楽器を入れましたが、やっぱりちゃんと「中東っぽい楽器も欲しいな」と思い音色を追加したり差し替えたり。
「黄色い星の未来は何処なんでしょう?」の巻 #遥さんの曲進捗
— 遥@CLID (@haruka_clid) March 19, 2023
ラフのラフ。
イベント事の最中だし、そんなに聴いてもらえない気もするけどnote用に残す、上手くいかない記念に(笑)
音階を寄せてないので「ネオアラビア」という逃げワードを開発するしかねぇ。。。#DTM #DTMer #DTMerと繋がりたい pic.twitter.com/KKWQ0nqezR
という訳で「Native Instrumets KONTAKT6」の「MIDDLE EAST」を立ち上げました(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1698227074444-5H3BG0Syq1.jpg?width=1200)
先程投稿した曲、なんか使ってみたくなったのでよく知らん楽器を使っている。
— 遥@CLID (@haruka_clid) October 2, 2023
「kanun」「Oud」「Ney」。
どうだ!読めないだろ!
(注 大喜利ではありません。) pic.twitter.com/TgZbiqLQiS
左から「かーぬーん」「うーど」「ぬーい」です。
知らないでしょ?
僕も知らないです。
でも、知らないモノを調べながら作るのは凄く楽しいですね。
笛っぽいから息継ぎを気にしてみたり、どういう風に弾くのか考えたりしました。
合ってるのか分からないですけど、そういうのを考えるのも楽しいです。
エフェクト関係で、この曲を作っている時に「Kilohearts Essentials」というプラグインバンドルを「かなおじ (https://twitter.com/kanaoji10)」さんから教えて頂きました。
ありがとうございます!
— 遥@CLID (@haruka_clid) March 9, 2023
さっきの会話の流れで調べたら行き着いて早速入れてしまいました(笑)
他にも色々エフェクト入ってたんで試してみます! pic.twitter.com/MhkkmvVwfl
この曲で使用している「テープストップ」のような飛び道具系だけではなく、基本的なエフェクトがほとんど入っていて無料。
そしてシンプルで使いやすい。
教えて頂けてありがたいです。
ミックスを含め最終的な段階は「Aquamarine263F」と同じく、少し期間を空けてから細部を詰める作業へ。
音色関係やフレーズなど時間を置いたから見えるものがあるので有意義な時間でした。
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・IK Multimedia MODOBASS
・inMUSIC BFD3
・Native Instrumets FM8
・Native Instrumets KONTAKT6
・Native Instruments MASSIVE
・XLN Audio Addictive Drums 2
■終わりに
楽器の持つ音色が表現するモノは、コード進行やリズムで表現するモノとはまた違って良き 。
そして調べて、学び、表現するのが面白いなと感じます。
音楽を旅してる気分にもなり楽しいですね。
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