【自作曲解説】Amethyst2647
■曲データ
【タイトル】Amethyst2647
【BPM】248
【Key】Am
【拍子】4/4
■表現したかった事
「紫色の惑星」
近未来に色んな惑星に旅行に行けるとして、その惑星のイメージソングを作る。
そこにもしも紫色の惑星があったなら。
「高貴さ」や「神秘性」のある街並み。
そんな世界を旅したいですね。
■制作の流れ
原曲は2024年6月に制作。
歌モノ曲を制作中にふと息抜きで作った曲が原曲です。
この楽曲はピアノのリフから作り始めました。
ピアノは「4Front TruePianos」。
バッキングもシーケンスも左右中央で3トラックずつ、メロも音色違いで4トラック、リバースにプラックのサブに、、、計12トラック。。。
そんなに必要ないでしょと言われるでしょうけど、したかったんだから仕方ない(笑)
パン振りと音量差をトラックの数で解決した感じです。
プラグイン軽いし、マシンパワーもあるのでやり易ければ何でも良い気もしています。
シンセは「Native Instruments MASSIVE」と「BEHRINGER Model D」。
フィルターの効いたシンセとプラックは「Native Instruments MASSIVE」、リードは「Native Instruments MASSIVE」と「BEHRINGER Model D」を混ぜています。
プラシーボ効果だと思いますけど、、、アナログシンセは存在感のある音をしている気がしますね。
あと、再現性が無い音色なのが愛おしくて良き。
リズムは「Native Instrumets BATTERY4」と「XLN Audio Addictive Drums 2」。
「Native Instrumets BATTERY4」はキットをハウス寄りに。
キックとハイハットで使用。
「XLN Audio Addictive Drums 2」はクラッシュシンバルやチャイナシンバルなどの金物系。
アレンジもシンプルな感じです。
ベースは「Native Instruments MASSIVE」と「BEHRINGER Model D」。
サブベースで「Native Instruments MASSIVE」。
それに「Native Instruments MASSIVE」と「BEHRINGER Model D」を重ねて場所によっては3本鳴っています。
差し引きで音色を変えてみました。
サイドチェインコンプも入れていますが、キックと重ならないようにアレンジで裏に入れる事が多かったです。
ギターは「Ample Sound Ample Guitar M Lite」と「Native Instruments KONTAKT7」の「SESSON GUITARIST Picked Acoustic」。
アコギはメロが「Ample Sound Ample Guitar M Lite」、コード鳴らしているのが「SESSON GUITARIST Picked Acoustic」。
なんか曲の雰囲気的に入れたくなっちゃいました。
しれっと「Native Instruments KONTAKT7」になってますが、この曲を作ってる時にプラグインのアップデートで「SESSON GUITARIST Picked Acoustic」が「KONTAKT6」で使えなくなっちゃったので仕方なくアップグレード。
でも、8が出るんだってね。
ナメてんなー(笑)
ストリングスは「Native Instrumets KONTAKT7」の「STRADIVARI VIOLIN」と「AIR Music Technology Xpand! 2」。
メインのソロヴァイオリンにオクターブ下と薄くシンセのソロヴァイオリンを重ねています。
アンプシミュレーター通したり、コンプで潰したり、、、加工メッチャしました。
「独りで酔えるメロディーを作る」のは簡単だけど、「他人から良いって言ってもらえるメロディー」を作るのは難しいと思う今日この頃。。。
クワイアは「Native Instrumets KONTAKT7」の「FACTORY LIBRARY2」。
アップグレードで手に入れて初めて使用。
なので、イマイチ操作方法が分かりません(苦笑)
前のバージョンに比べると音作りが感覚的になった気がします。
この曲は「ミックスはやっぱり難しい」と再認識しましたね。
他の曲よりトラック数を積んでしまったのもありますし、ちょっと「こうしたい!」が自分の技量を超えてしまいました。
これも良い思い出かな(笑)
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・AIR Music Technology Xpand! 2
・Ample Sound Ample Guitar M Lite
・Native Instrumets BATTERY4
https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/drums/battery-4/
・Native Instrumets KONTAKT7
・Native Instruments MASSIVE
https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/massive/
・XLN Audio Addictive Drums 2
■終わりに
「1曲」を作るのと「アルバムのように数曲で一まとめの作品」を作るのでは何か得られる物が違う気がしています。
まぁ、今の時代はアルバムという概念があまり無さそうなので、そういう部分はこれから気にしない人たちが多くなりそうですけどね。
という訳で「近未来に色んな惑星に旅行に行けるとして、その惑星のイメージソングを作る」というインスト曲集は一応完結しました(一応オマケの曲も作るつもりですが。。。)
また、新しい旅に向かえるように色々考えましょ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?