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【自作曲解説】トワイライトディスコ


■曲データ

【タイトル】トワイライトディスコ
【BPM】120
【Key】D
【拍子】4/4




■表現したかった事

「休みの前の帰り道」
休みの前の少し浮ついた雰囲気をレトロな週末のディスコに掛け合わせて。
ディスコとか行った事無いけどね(苦笑)


あと、DTM動画見て勉強したリズムを盛り込んで作ろうと思ったんです。

この動画の中で今まで使った事無かったリズムパターンを使用してみました。
それに加えてコード進行少しこだわって作ってみようと。




■制作の流れ

動画を見て、「これ、使った事無い!」からの「使いたい!」で作曲スタート。
なので「Native Instrumets BATTERY4」を使ってリズムパターンの打ち込みからスタート。

トワイライトディスコ01

今回はリズムパターンをループさせて、弾きながら考えるスタイルで進行させることに。


コード進行はAゆったりしたジャズの左手のような、Bは両手でグルーヴィーにウキウキするような、サビはクリシェをごり押し(笑)で夢の世界に、Cは7thなどで哀愁のあるような。
金曜日に明日は休みだと思ってテンションマックスからの休日出勤の電話って感じですかね。
今考えました、すいません。

結構初期にガッツリとコード進行は決めてしまった記憶があります。
このトラックの上にアドリブでメロディー弾いてみて、一番良いなと思ったメロを採用しました。

トワイライトディスコ02

ピアノトラックは音色やエフェクト、ミックスなども踏まえて4トラック。
コンプで潰したり、歪ませたり、モノラルにしたり、広げたり。。。
メロやコードに合わせたリズムアレンジも加えてこんな感じに。

ほぼ全体像が出来て、曲自体のテーマも決まりだしたのがこの辺りだった気がします。


という訳で曲のテーマに合わせて音色などを追加。
「Native Instrumets KONTAKT5」の「Session Strings」でサビのメロを更に哀愁のある感じに。

トワイライトディスコ03

ピアノがモノラルだったので包む感じにしようと。
奏法で躍動感も出るように。


ギターも入れたいなと思い、「Cakewalk D-Pro」のレスポールの波形に「Native Insturuments GuitarRig」のアンプシュミレーターをかけました。

トワイライトディスコ04

結構DTM動画などで載っていますが、シンセのギターにアンプシュミレーターをかける手法は重宝しますね。
生音ギターにはかないませんけど、このひと手間だけで楽曲のクオリティはかなり変わる気がします。
シンセのギターもアンプシュミレーターも無料プラグイン結構出回ってますし、便利な時代になりましたね。。。


ベースは制作の後半に追加しました。
「Native Insturuments MASSIVE」でメインとサブを重ねて作成。

トワイライトディスコ05

グルーヴ感が出るようにポルタメントを効かせたサブベースでスライド入れてみたり休符を意識してみたり。
手弾きのシンセベース感と言う感じでしょうか。


その他にもシンセベルだったり指パッチンを追加したり。
指パッチンはサンプルが無かったので、自前でレコーディングしました(笑)
雰囲気重視のアレンジ。


ミックスはピアノトラックを上手く整理するのに気を使った記憶が。。。


最終形態はこうなりました。

■主な使用音源(プラグイン)

・4Front TruePianos

・Cakwalk D-Pro

・Native Instruments BATTRY 4

・Native Instrumets KONTAKT5

・Native Instruments MASSIVE

■終わりに

最近は動画だったり、TwitterだったりとDTMに関する技術を仕入れる場所が多くて便利ですね。
気軽に情報が手に入る反面、情報過多で何から手を付けていったら良いか分からなくなったり。。。
見たり聞いたりしたものは、一度自分の中に落とし込んでみるのが大切だなと。
自分には必要ないと思っているものが意外と大切だったりするのかもしれないなぁと思います。
思っているより自分の事は知らないものですからね。


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