見出し画像

【自作曲解説】ラピスラズリ


■曲データ

【タイトル】ラピスラズリ
【BPM】200
【Key】Bm
【拍子】4/4




■表現したかった事

「海王星」
「太陽系でインスト曲を作ろう!第8弾」です!


美しく優雅なイメージ。
激しさの中にも美しさを出したいなと。




■制作の流れ

落ち着いたリズムの曲を作る事が多かったので、激しく美しくしたいなというところからスタートしました。
まずは土台を作ってからというよりはイントロ、Aメロ、Bメロ、Cメロと順番に作っていった気がします。


優雅というと「ピアノ」と「ストリングス」かなと思いそれを軸にすることに。
美しさを際立たせるためにリズムのサウンドはロック寄りかなと思いまして、シンセドラムではなく生ドラムの「XLN Audio Addictive Drums 2」を使用しました。

ラピスラズリ01

めちゃくちゃ叩かせましたね(笑)


ピアノは優しいピアノ、激しめサウンド用ピアノ、リリースカットで3種類用意しました。

ラピスラズリ02

優しめに「Native Insturuments KONTAKT5」の「Berlin Concert Grand」、激しめ、リリースカットに「4Front TruePianos」を使用。
優雅に響かせたいフレーズの裏に「Native Insturuments KONTAKT5」の「Scarbee A-200」のエレピを混ぜてます。


ストリングスは「Cakewalk SI-Strings」を使用しています。

ラピスラズリ03

モノラルにしてContrabus、Cello、Viola、Violin1、2の5声で配置。
ディレイとリバーブで処理してみました。


ベースは「Cakewalk SI-Bass」に「Native Instruments GuitarRig5」のアンプを通した音と「Native Insturuments MASSIVE」のサブベースを混ぜてます。

ラピスラズリ04

ロックベースって感じにしたかったので。


途中経過だとこんな状態でした。

この時点ではシンセサウンド無し。
入れるつもりが無かったのではなくて、ハードシンセ入れるつもりだったので後回しにしてたんですよね。

画像5

シンセは「KORG TRITON extreme」を使用しました。
ちょうどこの惑星の衛星と同じ名前だったので周回してもらうかなと(笑)
4トラックぐらいシンセは使用。
シンセ全トラックに真空管通して録音してます。


他にもコーラス隊やギターも追加。
コーラスは「Native Insturuments KONTAKT5」の「FACTORY LIBRARY」を使用。
ギターは「Cakewalk D-PRO」に「Native Instruments GuitarRig5」をかけて使用してます。
そういや、この曲でギターを入れてイマイチ納得いかなくて、ギタープラグイン欲しい熱が上がりましたね。

で、ツイートしたらありがたいアドバイスを沢山頂戴して良いものに巡り合えました。
その節はお世話になりました!


ミックスはドラム前に出しまくり(笑)
激しさと美しさを共存させるのは難しいですね。


最終形態はこうなりました。

■主な使用音源(プラグイン)

・4Front TruePianos

・Cakewalk SI-Bass

・Cakewalk SI-Strings

・Native Instrumets KONTAKT5

・Native Instruments MASSIVE

・XLN Audio Addictive Drums 2

■終わりに

長かった太陽系シリーズもこれにて終了って事に(最近、冥王星の曲作っちゃったんですが)。
「売れたい!」ではなく「こうしたい!」オンリーで作るのも凄く大切だなと思います。
やりたいことに貪欲になればなるほど鬼のように勉強になる。


でも、「売れたい」「人気者になりたい」って心は大切だよ。
「皆に聴いてもらいたい」「見てもらいたい」って気持ちの表れだと思うので。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?