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【自作曲解説】ミントフェイバー / AI SEVEN
■曲データ
【タイトル】ミントフェイバー
【ボーカル】AI SEVEN
【BPM】192
【Key】D#
【拍子】4/4
■歌詞
「ミントフェイバー」
Lyric:双旗いるく(www.twitter.com/iruku_CLID)
Music:遥
飛び出せ退屈に溺れちゃう前に
日常は刺激的瞬間ミントフェイバー
見えてるものを磨けばいいの単純に
昨日見たテレビの人が不可能は無いって言ってた
アタシにはそんな言葉がホントなんだって思えたよ
あっという間に過ぎてった昨日とか
なんとなく終わっちゃう今日に
飛び出そう退屈から助走つけて
遠くまで飛べたら I'm groovy
捕まえてみて ここにいるから 勇気出して
去年なら出来たのになんて 溜息ついてる場合じゃない
タイミングなんて作れば良いでしょ 不自然なんてめげないで
転んだら擦り傷が痛むけど
諦めた涙より良いでしょ
飛び出せ退屈から助走つけて
日常は刺激的瞬間ミントフェイバー
新しい自分探しに行くのも楽しめるよ
飛び出せ退屈に溺れちゃう前に
日常は刺激的瞬間ミントフェイバー
見えてるものを磨けばいいの単純に
どこにもないなら作り出してみようよ
ロールケーキみたいにフラクタルなクロスオーバー
新しい自分探しに行くのも楽しめるよ
■制作の流れ
所属している音楽サークルで制作した楽曲のリメイク、第3弾。
こちらの曲も初期に持っていった4曲のうちの1曲。
正直、この曲は最初に持っていった曲の中でも一番思い入れがありました。
曲にはタイトルとは別に作った順に番号が付いているんですが、これは「audiotrack001」。
ホントの一番最初の曲です。
でも、一番「陽の目」を浴びせてあげれませんでした。
デモ用のCD-Rでなんとなく形にしてしまい、歌って頂いた歌い手さんにも「申し訳ないな」って今でも思っています。
2012年にレコーディングしてCD-Rになったのが2014年。
酷すぎる。。。
この曲も過去のバージョンはネットには公開されていなかったので、2012年にレコーディングに持っていったバージョンを。
いつか絶対リベンジするぞって決めていました。
制作のキッカケは前回の第2弾でNEUTRINOで東北3姉妹をダウンロードしたついでに、他の全ライブラリをダウンロードしてみた事。
そこで「セブンさん」に出会いました。
リメイクの制作は2022年の冬。
やるって決めてから公開まで1ヶ月かからなかったです。
「声がカッコ良くて可愛いくて、、、作業し始めちゃった」の巻 #遥さんの曲進捗
— 遥@CLID (@haruka_clid) January 30, 2022
曲を作る側も声に勇気を貰う事、、、あると思います。#NEUTRINO #AISEVEN #AIセブン #SEVEN #No7 pic.twitter.com/IFFFb2jTTM
歌声が背中を押してくれたんだと思います。
ここからはアレンジやサウンド面について。
2014年の最終のプラグインがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1694086090185-yTWyFbHN0g.jpg?width=1200)
当時手に入れた「Native Instruments Komplete9」のおかげでBATTERYやKONTAKTが当時の最新に。
「SONAR X3」に付属してきたAD2もありますね。
他の曲と違い、差し替えよりフレーズのリアレンジに重きを置いた気がします。
ドラムは「XLN Audio Addictive Drums 2」。
![](https://assets.st-note.com/img/1694159063239-aNyOetlzYa.jpg?width=1200)
アレンジの方向性は変えていませんが、原曲と違いエレキギターが入ったのでロックな感じを凄く意識しました。
ブラスのキメに合わせたり、フィルとかも色々変えましたね。
ベースは「Cakewalk SI-Bass Guitar」から「IK Multimedia MODOBASS」と「Native Instruments MASSIVE」へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1694165594454-Jt5rPesEV9.jpg?width=1200)
「MODOBASS」のちゃんとした導入はこの曲が初めて。
ベース専用音源というモノを使うのが初めてだったので凄く驚きましたし、生感とデジタルの間を取る感じが凄く好みです。
フレーズ的にはキックとのコンビネーションを意識した感じ。
土台を一番支えさせてます。
ピアノは「4Front TruePianos」。
![](https://assets.st-note.com/img/1694168338293-YlNMMnWEge.jpg?width=1200)
差し替えはしないでアレンジを変えてみました。
土台もしつつ上物も奏でていて色々してます。
新たにアレンジでギターを追加。
「UI Standard Guitar」を使用しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1694168348831-TlbK7K6dAp.jpg?width=1200)
アンプシュミレーターは「Native Instruments Guitar Rig 6」。
「女の子が歌うロックにはオレンジだ」という謎の先入観。
間違ってたらそっと教えてください。。。
マーシャルは結局好きですね。
両サイドに振ってます。
追加されたのはギター以外にストリングスとブラスです。
「Native Instrumets KONTAKT6」の「SESSION STRINGS PRO2」と「SESSION HORNS PRO」を使用しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1694249030839-SXo7jyxDNn.jpg?width=1200)
ブラスは原曲でも少し入ってましたが、イントロやサビのフレーズなどアニソン風を意識してリアレンジ。
ストリングスはシンセに取って代わる感じで使いました。
シンセ系はサブベース以外使っていないので、音色数を減らしてフレーズで盛った感じです。
フレーズは頭の中で鳴ったモノをそのまま置いて行った感じなので、あまり時間はかからなかったかも。
「wip、wip、wip!!!」の巻 #遥さんの曲進捗
— 遥@CLID (@haruka_clid) February 3, 2022
大枠が出来ると地味作業が続いてしばらく載せないのでワンコーラス。お蔵入りにしない!という意気込み。#NEUTRINO #AISEVEN #AIセブン #VOCALOID #ボカロ #歌い手さんMIX師さん絵師さん動画師さんとPさん繋がりたい #DTM #DTMer #DTMerと繋がりたい https://t.co/goobOU2WrS pic.twitter.com/gbivG8QJgC
音色差し替えから大枠の完成までもそんなに時間がかからなかった気がします。
ボーカルはセブンさん。
原曲で初音ミクさんがしていたコーラスはNEUTRINOの皆様でシンガロングな感じに。
全体的にロック寄りなアニソンな感じを目指したつもりです。
ミックスはロックバンドなサウンドにストリングスとブラスでしたが、そんなにトラック数も増えなかったのでいつもよりは上手くまとまったかも。
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・IK Multimedia MODOBASS
・Native Instrumets KONTAKT6
・Native Instruments MASSIVE
・UI Standard Guitar
・XLN Audio Addictive Drums 2
■終わりに
制作は勢いで行った方が良い時もあるし、じっくり練ったり一度寝かせた方が良い時もある。
見えていれば進めば良いし、見えなくてもいつか見えるもんだと思う。
他人からは焦っているように映ったり、悩んでいるように映ったりするんだろうけど。
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