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【自作曲解説】恋のデルタレート / AIきりたん&AIイタコ&AIずん子
■曲データ
【タイトル】恋のデルタレート
【ボーカル】AIきりたん&AIイタコ&AIずん子
【BPM】132
【Key】Bm
【拍子】4/4
■歌詞
「恋のデルタレート」
Lyric:双旗いるく(www.twitter.com/iruku_CLID)
Music:遥
君が守るstory 繋がってく想い
動き出してstarry 高鳴りも戸惑いも
誰かの見てた夢枕が 近づくよ2人の距離 方程式
ため息がひと粒 バスタブの中に落ちて
恋心に 溶けて膨らんだスポンジのように
切なさに負けそうな Δレートな不安も
きっと大丈夫だよ、でも眠れないよ はぁぁ
ため息がひと粒...
恋心に 溶けて...
切なさに負けそうな...
ため息がひと粒 バスタブの中に落ちて
恋心に 溶けて膨らんだスポンジのように
切なさに負けそうな Δレートな不安も
きっと大丈夫だよ、でも眠れないよ はぁぁ
■制作の流れ
所属している音楽サークルで制作した楽曲のリメイク、第2弾。
第2弾ですが制作時期は第1弾と同じぐらいです。
第1弾でアドバイスを貰ったんですが、イマイチ呑み込めず第2弾を作り始めた気がします。
否定的な意見を貰うと結果的に「参考になって良かった」と思うし、作品的にも良くなってると思うんですが、、、言われた瞬間は大体ムカついちゃいます(笑)
音楽サークルのリーダーとバンドメンバーと嫁さんにムカついた回数は数えきれないですね。
こちらの曲も初期に持っていった曲。
過去のバージョンはネットには公開されていなかったので、ボーカルレコーディングに持っていった原曲を載せておきます。
ありがたい事に同人ゲーム「サクラ*アンサーズ」(http://patrone.yu-nagi.com/project_flower/sakura.html)のED曲に使って頂いてます。
ここからはアレンジやサウンド面について。
リメイクの制作は2021年の夏前ぐらいから。
元の楽曲がゲームのED用に制作されているためワンコーラスしか存在してませんでした。
作詞者に続きを書いてもらおうかと思ってたんですが「後付け過ぎてダサくなるかも」と思い、歌詞はそのままに発展させる方向に。
構成を練るのは楽しかったです。
元のプラグインがこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1694048290321-S9g4tx4xM7.jpg?width=800)
SONAR付属の音源も使ってますが、外部プラグインも使い始めてますね。
「Native Instruments BATTERY」がまだ「3」なので相当昔のデータです。
なので今回も音源の差し替えからスタートしました。
という訳で、ドラムは「Native Instruments BATTERY」を「3」から「4」へバージョンアップ。
ほとんど同じ808のキットを読み込んでいるので、差し替えと言えるのか分かりませんが。
![](https://assets.st-note.com/img/1694049040343-BPGeTK1nni.jpg?width=800)
原曲のアレンジから「キック、スネア、ハイハットの3点のみ」のコダワリがあったので実際鳴っているトラック数はそのままでしたが、サイドチェイントリガー用に2トラック追加しています。
パラでアウトしてEQ、コンプやらテープシュミで加工、バストラックでまとめています。
ベースは「Cakewalk z3ta+」はそのままに「Native Instrumets MASSIVE」をサブベースで加えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1694050065691-IQocmToVvl.jpg?width=800)
基本のベースアレンジ自体はあまり変更を加えずシンプルにしました。
ライトなポップですが土台をしっかりさせたくて低音補強した感じです。
後から追加したベースはありますが、それは後述で。
ピアノは全て「4Front TruePianos」のままで。
![](https://assets.st-note.com/img/1694050773656-nMYSpbFbYo.jpg?width=800)
原曲ではシンプルな白玉コードのみでしたが、加えてリリースカットピアノやリバースサウンドなど色々使っています。
音色よりはアレンジを追加した感じですね。
上物はまとめて。
シンセは「Steinberg Hypersonic 2」から「Cakewalk Z3TA+」「Native Instruments MASSIVE」へ。
シンセから生音に差し替えもしているので「Native Instruments KONTAKT6」も追加しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1694053263987-1GasZTMGza.jpg?width=800)
プラック系がZ3TA+、パッドがMASSIVEを使用しています。
シンセで奏でていたフレーズも琴やストリングスにしてちょっと哀愁のある雰囲気にしました。
原曲の「デジタルポップな感じ」から「少し大人な感じ」を目指したつもりです。
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— 遥@CLID (@haruka_clid) June 25, 2021
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— 遥@CLID (@haruka_clid) September 10, 2021
最初は音色差し替えが主でしたが、音色に影響を受けてアレンジも徐々に変化していきました。
ただ、原曲で使って頂いたゲームが「AIの女の子が恋愛を応援してくれるちょっと未来のお話」だったので、今の自分がED曲として表現するならどんな感じかというのは常に頭にありましたね。
デジタル感はエフェクティブな要素で表現したり、人間味も出したかったり。
色々と試行錯誤しました。
アレンジの変化の過程で当時購入したばかりの「IK Multimedia MODOBASS」も無理矢理使いました。
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— 遥@CLID (@haruka_clid) January 13, 2022
スラップベースとベースソロを弾かせています。
これに関しては「使いたかったから使った」、ただそれだけです(笑)
リメイク後は「東北きりたん」に歌ってもらっていたんですが、原曲がツインボーカルだったので「東北イタコ」とのツインボーカルに。
でも、「それなら3姉妹で良くね?」となり「東北ずん子」にコーラスしてもらいました。
「三姉妹の次女って間を取り持つのが上手いからコーラスが上手いんじゃないか、、、という偏見」の巻 #遥さんの曲進捗
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勝手な理由付けって好き。自分の中でエモくなる。#東北三姉妹 #AIイタコ #東北イタコ #AIずん子 #東北ずん子 #AIきりたん #東北きりたん pic.twitter.com/rDKnufi16q
あ、コーラスは僕も参加してます(笑)
ミックスは久しぶりのツインボーカルのミックスにやられましたね。
声がたくさんあると大変ですけど、楽しいですね。
全員下手くそだったら楽しくないけど。
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・cakewalk Z3TA+
・IK Multimedia MODOBASS
・Native Instrumets BATTERY4
・Native Instrumets KONTAKT6
・Native Instruments MASSIVE
■終わりに
過去曲のリメイクは、
「音色を差し替えて綺麗になって満足」でも良いけれど、
「同じテーマに対するアプローチの変化を楽しむ」でも良いと思う。
同じ自分でも過去と今では同じモノが出ないから面白いと思う。
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