【自作曲解説】rainy,fine later / AI SEVEN
■曲データ
【タイトル】rainy,fine later
【ボーカル】AIセブン
【BPM】148
【Key】G
【拍子】4/4と3/4
■歌詞
■制作の流れ
ボカコレ2022秋参加作品。
当初は「10年以上前に職場で知り合った天子羽キリコさんから頂いた歌詞で歌詞先で曲を作ろう」という企画、、、だったのですが、「せっかく新たなチャレンジなんだから色んな人に聴いてもらいたいかも。。。」で1ヶ月切ってる状態で制作を開始。
10年以上放置していたのに優しいお言葉。。。
何故かLINEを知っているのにDMで送っているのは奇跡。
LINEだと実名出ちゃうからね(笑)
正直、この曲でボカコレに参加する意味は僕の中で凄く大きかったです。
ここからはアレンジやサウンド面について。
僕はケツが決まると作業は早い方です(笑)
歌詞先の曲はこの後もずっとそうですが、最初に歌詞を読みまくってAメロやサビなど構成を決めてしまいます。
その後はワンコーラスをピアノを弾きながら適当に歌詞を声に出して歌います(笑)
マイクがPC前にあるのでそのまま録音。
別の日には仕事をしていると急に降ってくるので、隠れてスマホで録音(笑)
すると3、4案ぐらい出てきます。
そこから「歌詞の雰囲気」や「言葉の伝わりやすさ」などを考えてワンコーラスを作ってしまいます。
Cメロや少しのメロ違いなどはアレンジのベーシックが出来てから作る事が多いです。
ちなみにこの曲は歌詞はサビ始まりでは無かったんですが、歌詞の内容も踏まえて最初の段階で「サビ始まりにしよう」と思い1サビをそのまま前に持ってこさせてもらいました。
ドラムは「XLN Audio Addictive Drums 2」。
メロが出来た時点でリズム関係も頭の中でなんとなく出来上がってました。
クリシェを生かせるようにリズムを考えたり、3拍子から4拍子の変化でサビに持っていく感じ、雨が上がった後の晴れた解放感が出るようにラスサビは4つ打ちにしたりとリズムアレンジで出来るだけ起伏は作りたいなと。
ただメロありきなのは忘れないように匙加減に苦労しました。
サウンドはリズムを聴かせたい気持ちもあり結構硬めに作りました。
ベースは「IK Multimedia MODOBASS」。
ドラムが色々やり過ぎてるのでベースはルート弾きでドラムに寄り添う部分が多いです。
でも、裏打ちでランニングしたり完全に地味にはしてないかも。
プレベの4弦で存在感が出るように音も作りました。
ギターは「UI Standard Guitar」と「Native Instrumets KONTAKT6」の「SESSON GUITARIST Picked Acoustic」へ。
アンプは「Native Instrumets GuitarRig6」でベースマンとオレンジを使ってみました。
ドッシリ構えるような音作りで盛り上がりを支える役に。
アコギはアルペジオでしっとりと。
ピアノは全て「4Front TruePianos」でリリースカットに。
機械的なノリというよりはレトロなイメージで音色やフレーズを作りました。
リバースピアノなども入れて哀愁的な感じも出したいなと思いまして。
ストリングスは「Native Instrumets KONTAKT6」の「SESSION STRINGS PRO2」。
ストリングスは基本的にヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロの4声で組み立てます。
イントロとアウトロにしか登場しませんが、世界観を出せるように頑張りました。
「ヴァイオリンとヴィオラのどちらでハモらせる」とか「カルテット的に違うフレーズにさせる」とか「漢気で全部オクターブユニゾン」とか素人ながらに考えるのが楽しいです。
昔からストリングス好きですね。
ボーカルはセブンさんに歌ってもらいました。
「所属のCLIDでリリースした曲のリメイクをNEUTRINOに歌ってもらったよ」シリーズで色んなNEUTRINOと出会いましたが、「僕のオリジナル曲を歌ってもらうのはセブンさんしかいないな」と思い、曲のキーも合わせてみました。
ミックスはニコニコに投稿されたモノと他に投稿されたモノが違います。
ボカコレで頂いた意見を元に編集を加えて、YouTubeやSoundCloudに投稿しています。
まぁ、やっぱりリアルな知り合いの方がキツめに意見くれてマジありがたいですね(苦笑)
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・Native Instrumets KONTAKT6
・IK Multimedia MODOBASS
・UI Standard Guitar
・XLN Audio Addictive Drums 2
■終わりに
「いくつになっても新たなチャレンジは楽しい」
そういう気持ちを持たせてもらえるのは「音楽をやっていたからだ」と僕は自信を持って言えます。
大人になればなるほど守りを覚えてしまいがちですが、「攻めるための守備だ」と自信を持って言いたいですね。
ちなみにボカコレは初めてなのに調子こいてルーキー飛ばしてTOP100から参加してしまいました。
そりゃランキングなんて入れる訳がない(笑)
でも、主催の人のオススメ曲リストには入れてもらえたみたいです。
ありがたし!
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