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【自作曲解説】また会いましょう


■曲データ

【タイトル】また会いましょう
【BPM】140
【Key】E
【拍子】4/4




■表現したかった事

「早く元の生活に戻れると良いね」
制作時期がその辺りのシーズンだったので。
「別れの春、出会いの春」と思わせて自分の気持ちを曲にした感じ。


前回のnoteでも少し書いたのですが、作曲をして原曲状態のままストックされる曲もありまして、、、それが結構溜まっていたりするのです。
久しぶりに聴くとアイディアが浮かんできたりするので、たまに聴いたりしています。
今回の曲は久しぶりに聴いたら「こうしようかな」と思い付いたので制作を進めてみた曲です。
ちなみに原曲はコレ。

所属している音楽サークルのメンバーに向けて送信した原曲集の中に残っていたので、そのままSoundcloudに載せました。
本当は僕の鼻歌にコード進行付いただけの曲だったんですが、恥ずかしかったんでシンセメロにしたんだと思います。
データの日付は4年前でしたよ。




■制作の流れ

久しぶりに聴いた時に哀愁の感じるメロで使えそうだなと思ったのですが、コードが微妙な気がしたので王道な感じで4536進行をベースにする感じで広げていくことに。
そして、「今は辛いけれど、これからの未来に幸あれ」というイメージを持たせたかったので出来るだけ音色やコード感をポジティブな雰囲気が出るようにしようかと思いました。
被り気味に入ってくるピアノのフレーズはシンセのフレーズと対比させて未来への希望をイメージ。
当時は自分が希望を欲しがっていたのかもしれませんね(苦笑)


そんなイメージだったのでトランスっぽいような4つ打ちにする事に。
リバーブの効いたClapも入れたりして華やかな感じにしてみました。
リズム関係は「Native Instruments BATTERY 4」です。

また会いましょう01

トランス寄りのプリセットを選んで、毎度のようにパラアウトで個別に音作り。
「パラアウトなんてしないよ!」って人もいるみたいなんですが、この辺はどっちのほうが良いんですかね。
僕はハットだけにフェイザーかけたり、キックだけ外部エフェクトとか結構するのでパラアウト以外考えられないんですが。。。


その他のプラグインは「ステップシーケンス」と同じ感じで、ピアノは「4Front TruePianos」、ベースは「Native Instrumets MASSIVE」、シンセ関係が「cakewalk Z3TA+」「Native Instrumets MASSIVE」。
ちなみにシンセ関係は華やかで上物っぽくしたい時は「cakewalk Z3TA+」を、太めに存在感を出したい時は「Native Instrumets MASSIVE」を使っている気がします。
どちらのプラグインも結構長くお世話になっているので「シンセ入れよう!」となったら、このどちらかを開く事がかなり多いです。
流行りの「LennarDigital sylenth1」「VENGEANCE SOUND AVENGER」「Xfer Records SERUM」とか欲しいんだけどね。


リズムは強めにしたのですが、全体像的には何というか桜の散る感じにしてみたくてシンセにディレイをかけてみたり、リバースピアノを入れてみたりして哀愁のある感じにしてみました。

また会いましょう02

ピアノに限らず、リバースサウンド関係はいつもシンセプラグインをバウンスしてオーディオデータを編集する感じで行っています。
僕はこの方が扱いやすいですし、好みのサウンドを作りやすいので。
リバースサウンド好きなので色々なものをひっくり返して使ったりしてます。


ミックスはキック&スネアを土台に、リバーブを使って広がりが出るように頑張りました。
散っている感が出ていれば良いなと。


最終形態はこうなりました。

■主な使用音源(プラグイン)

・4Front TruePianos

・cakewalk Z3TA+


・Native Instruments BATTERY 4

・Native Instruments MASSIVE

■終わりに

今回の曲は保管していたフレーズを元にという感じでしたが、イメージが上手く出てきてアイディアを無駄にしないで済んで良かったなと思います。
他の人のアイディアの保管方法も気になりますね。
僕はメロディー思い付いたらiPhoneのボイスメモ。
アレンジ思い付いたらiPhoneのメモ帳。
スマホ持ってなかったり、充電切れていたら「ご縁が無かった」と思って諦めます(苦笑)
皆さんはどんな感じなんでしょう?
後でTwitterで呟いでみようかな。


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