【自作曲解説】風花 -wind flower- / AIきりたん
■曲データ
【タイトル】風花 -wind flower-
【ボーカル】AIきりたん
【BPM】142
【Key】Bm
【拍子】4/4
■歌詞
■制作の流れ
所属している音楽サークルで2011年に制作した楽曲をまさかの10年の時を経てリメイク。
制作した大きな理由には「所属している音楽サークルが15周年」だった事が大きいです。
現在投稿している「所属のCLIDでリリースした曲のリメイクをNEUTRINOに歌ってもらったよ」シリーズは、2007年ぐらいに一緒に活動するって決まった時に挨拶代わり(笑)にデモ曲として持っていった4曲です。
当時音楽用にPCを所持していなかったのでMTRでデモを作りました。
この曲は音楽サークルに入ってPCを購入してDTMを始め、、、自分が作曲した曲で1番最初に形になった歌モノ曲。
同人ゲームの「黄昏コントラスト」の主題歌にもして頂き、僕にとっては思い出深い曲です。
ちなみにゲームの作者さんから「遥さん」の絵を頂いているので、Vtuberで言うなら「パパが作ったゲームの主題歌」ですかね。
ここからはアレンジやサウンド面について。
リメイクの制作は2021年の春ぐらいから。
作ったのが10年ぐらい前なので音源の差し替えから開始しました。
元のプラグインがこんな感じ。
主にSONAR付属の音源と当時持っていた「Steinberg Hypersonic 2」が主です。
当時のアレンジからは大きく変えず音源を差し替えるところからスタートしました。
ドラムはSONAR付属の「SessionDrummer2」から「XLN Audio Addictive Drums 2」へ。
昔のバージョンよりも生ドラム感が出たので、逆に16ビートというモノの難しさを感じた記憶があります。
ハイハットの表現というモノを今よりも分かってない状態で制作した曲なのでちょっと我慢ならなくなった感じで
リズム関係は考えれば考えるほど深く泥濘にハマって行く感じで難しいです。
生っぽさが正義でも無いし、機械的が正義でもない。
自分が作りたいモノがどんなモノなのか、、、自分が良く知る必要があるなって思います。
ベースは「Cakewalk Rapture LE」から「Native Instrumets KONTAKT6」の「Scarbee Jay-Bass」と「Native Instruments MASSIVE」へ。
シンセベースから生ベースとサブベースに差し替えました。
ドラムも生の方向性だったので、ベースも生ベース主体にしようかなと。
フレーズはスライドなど入れて少し変化を。
制作を開始した2021年はベースとドラムに凄くこだわり出した年だったので、悩みましたが凄く楽しくアレンジ出来ましたね。
ギターは「Cakewalk D-PRO」から「UI Standard Guitar」へ。
リバースギターからスタートするアレンジにも変えましたし、バッキングも追加しました。
アンプシュミレーターは「GuitarRig」が3→6にパワーアップ。
昔も使っていた900と、新しくOrangeも使ってみました。
ピアノは全て「4Front TruePianos」でしたが、そのままのフレーズと「Native Instrumets KONTAKT6」の「New York Concert Grand」に差し替えたり、エレピの「Scarbee A-200」を重ねたりもしています。
この辺は音色の響きとかで決めました。
シンセはアルペジエーター系、ベル系などの印象的なものは「Steinberg Hypersonic 2」のまま、リード系は「Native Instruments MASSIVE」、クアイア系は「Native Instrumets KONTAKT6」の「FACTORY LIBRALY」を使用しました。
シンセは「替えが効かないサウンド」ってありますよね。
ボーカルはリメイク後は東北きりたんに歌ってもらいました。
初期は歌いまわしがちょっと違いますね。
音楽サークルのリーダーから色々アドバイスがあり修正しました。
作詞者のアドバイスは表現する上で凄く勉強になります。
自分の声でコーラスも入れましたし、かなり試行錯誤しました。
おかげで公開時期を見失いました(笑)
ミックスについては毎度の様に苦戦してます。
でも、謎の禊を立てて頑張りましたね。
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・Native Instrumets KONTAKT6
・Native Instruments MASSIVE
・Steinberg Hypersonic 2
・UI Standard Guitar
・XLN Audio Addictive Drums 2
■終わりに
過去曲のリメイクは、
今の僕の感覚でアプローチしたらどんな風になるんだろうという「興味」
と
歳を取っても連絡を取れる友人をくれた音楽サークルや過去のバンドへの「感謝」
で制作しています。
過去は過去で凄くカッコイイです。
今は今で凄くカッコイイです。
きっと未来は未来で凄くカッコイイです。
言うのはタダです、当社比です。
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