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【自作曲解説】Leviathan
■曲データ
【タイトル】Leviathan
【BPM】180
【Key】C#m
【拍子】4/4
■表現したかった事
「水」
四元素をイメージした曲の「水」。
「風」の曲を投稿してから、ちょっと歌モノを作ってみたり太陽系に戻ってみたりしてたのには訳がありまして。。。
以前参加させて頂いた「銀河をモチーフにしたコンピレーション」にまたお誘い頂いたんです。
これは「水」の曲で参加したいなと思っちゃったんですよね。
締め切りまで時間はメチャメチャあったので構想はちゃんと練ろうと思いました。
「水」とか聞くと優しいとかフンワリした感じも良かったのですが、敢えて逆張りしようと思って考えたのが、ゲームのファイナルファンタジーとかで出てくる「海竜 リヴァイアサン」。
なので、この動画凄い見ました(笑)
最近のリヴァイアサンは空も飛ぶ。。。
ちなみに強めな召喚獣の中だとバハムートとかよりリヴァイアサンが一番好きです。
オフラインのナンバリングはファイナルファンタジー15だけやってないからいつかやりたいんですよね。
GEOのセールで100円で叩き売られてましたが。。。
■制作の流れ
3月にコンピのお話を貰って、構想だけ練りに練りまくって、、、作業開始が7月末。。。
当時使用していた「SONAR X3」がかなり古いDAWだったため不具合が結構出始めていて、「Cakewalk by bandlab」へ切り替えをこの曲の制作中に行うことに。
コンピなどの外的要因が絡んだので公開がズレてますが、新しいDAWで完成を迎えた1曲目はこの曲なんですよね。
一つ前の「それでも月は僕を見ている」は2曲目。
なので、1曲目のこの曲は思い入れが深いです。
この曲はイントロから順番に作り始めました。
瑞々しいピアノから始めるつもりだったので、インストールしてから使ってなかった「Quiet Music Quiet Piano」を使う事に。
![](https://assets.st-note.com/img/1670837401507-vsboZubS3Q.jpg?width=1200)
家に帰ってきて、、、昨日の夜にオススメ頂いた「UI Standard Guitar」とTL上で見かけた「QUIET PIANO」をフリーだったので早速入れてみたんだが、フリーとは思えないクオリティで震えている。。。 pic.twitter.com/Eakvb5K0tC
— 遥@CLID (@haruka_clid) July 25, 2020
1年越しで使う事になるとは。。。
音色を聴きながら手癖で弾いたメロディーを採用。
後ろで鳴ってるスネアロールも一緒に思い付きました。
コードの音色は「Native Instrumets KONTAKT6」の「FACTORY LIBRALY」のコーラスを使用。
オープンボイシングで壮大で開けた感じに。
バンドインで開幕からエモい演奏を奏でてくれたバンド隊は、ドラムが「XLN Audio Addictive Drums 2」、ベースが「Native Instrumets KONTAKT6」の「Scarbee Jay-Bass」、ギターが「UI Standard Guitar」とその当時のお気に入り。
![](https://assets.st-note.com/img/1670850655581-ojssCFsDhR.jpg?width=1200)
サブベースに「Native Insturuments MASSIVE」やヒット音などで「Native Instrumets BATTERY4」も使っていますが、あくまで補助的な感じで結構バンドサウンドをメインで考えました。
美しさはピアノやストリングスに任せて、リヴァイアサンの生命を、躍動感を、バンドサウンドで表現したかったですね。
ギターアンプシミュレーターは「Native Instrumets Guitar Rig6」で、オレンジとレクチを両サイドに振ってます。
ギターのスクラッチはリヴァイアサンの鳴き声をイメージ。
イントロ以外のピアノは2種。
「Native Instrumets KONTAKT6」の「NOIRE」とリリースカットピアノで「4Front TruePianos」。
![](https://assets.st-note.com/img/1670851851499-RQ7xLY2WNc.jpg?width=1200)
ピアノはバッキングというより完全に上物という考えで作りました。
イントロも含めて水を表現をしたつもりです。
海中を進む時の水の流れ、水面から現れた時の弾けるような水の音、暴れ狂う水しぶき。
ストリングスは「Native Instrumets KONTAKT6」の「SESSION STRINGS PRO 2」をチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリン2本の4声で。
「Native Insturuments MASSIVE」のシンセストリングスを足して厚みを増しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1670852618748-LbnoKWfywy.jpg?width=1200)
キースイッチで色々やるのが楽しいですね。
ソロ音源を足すと芯が出るというのもあるんですが、メロディーを聴かせたい訳ではなかったのでやりませんでした。
エキサイターをかけて高音強めにしてます。
最後の方に登場するシンセプラックは「Native Insturuments MASSIVE」を。
疾走感を補助する役割でシーケンス的な感じで。
アルペジエーターはあんまり使わないんで思い付いたシーケンスフレーズをノリで入れた気がします。
バンドサウンドと共に出てくる声は毎度お馴染みの僕の声です。
なんとなくソレっぽい感じでセリフと叫びを。
異世界の言葉なんで「リヴァイアサンが出たぞー、わっしょいわっしょい(意訳)」と思っていただけたらこれ幸い。
コンピ提出時と自身のSoundCloud投稿時でミックスの方向性はあまり変えたつもりはありません。
ですが、Ozone9がElementsからStandardに変わり、モニターのヘッドホンを「SONY MDR-900ST」から「AKG K701」 に変更してミックス行ったので多少なりとも変化があった気もします。
激しさと美しさを感じれるようにミックスしました。
最終形態はこうなりました。
■主な使用音源(プラグイン)
・4Front TruePianos
・Native Instrumets BATTERY4
・Native Instrumets KONTAKT6
・Native Instruments MASSIVE
・Quiet Music Quiet Piano
・UI Standard Guitar
・XLN Audio Addictive Drums 2
■終わりに
前回noteに書いた「それでも月は僕を見ている」にも言えますが、生ベースのレコーディングを経た後に制作したので、ベースを凄くこだわった気がします。
他人から刺激を受けるのは楽しいですね。
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