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【自作曲解説】旅立ちの風


■曲データ

【タイトル】旅立ちの風
【BPM】80→160
【Key】G#m
【拍子】4/4




■表現したかった事

「風」
四元素をイメージした曲の「風」。

太陽系インストが一区切りしたので新たに始めたのが四元素。
理系なのでどうしてもテーマが理科寄りになりますね。
風から始めたのはファイナルファンタジー5のクリスタルの順番です。
しっかり考えてると見せかけて、正直いつも適当です(笑)


ちなみにこの曲は元々は別に提出する用の曲として作り始めたんですが、他の候補曲が採用になりお蔵入りしそうになったので、風のイメージでアレンジを進める事にしました。


ゆったりしたピアノから始まって、チョコボに乗って旅に出かける。
そんな感じでしょうか。




■制作の流れ

もともと1分ぐらいの元ネタがあったのでそこから広げていきました。
その時点でピアノの入りとメロの主題はあったので、世界観や疾走感も入れていく流れでした。
チョコボに乗らないといけないので。。。


リズムは「XLN Audio Addictive Drums 2」を使いました。

タムを使って期待感のあるようなリズムにしてみたり、ハイハットにフェイザーをかけて疾走感を。
キックはエフェクトでコンプやサブキック入れたりと土台感を出せるように頑張った記憶があります。
生ドラム音源使ってますが、生ドラムはあんまり意識してない気がします。
手が2本だと無理なフレーズ入れてますし。


インスト曲では初めて「UI Standard Guitar」を使ってます。

コードをLRで鳴らしてるトラックとフェイザーでリフを鳴らしているトラックの3本です。
ギターのリフも疾走感を出すのに良い役目だったんじゃないかと。
ギターの原理が良く分かっていないのでギタリストからするとショボいフレーズなのかもしれないですが、結構頑張って考えました。
「UI Standard Guitar」、無料でコレはヤバいですね。


上物の生音系は「Native Instruments KONTAKT5」、シンセ系は「Native Insturuments MASSIVE」、ピアノは「4Front TruePianos」です。

元々和風寄りなフレーズだったので尺八のメロにしてみたり、琴のアルペジオ入れてみたり。
シンセはメインというより、ノコギリ波の分厚さやシーケンスの空気感だったり補助的な感じ。
ピアノは、「iZotope Vinyl」がかかったLo-Fiな感じ、リバーブ効いた残響系、コンプパキパキのバッキング用、「Xfer Records OTT」のかかったリリースカットなど4本。
ゲームからもイメージを貰っているので、生っぽさと機械っぽさの中間を行きたかったです。


ベースは「Native Insturuments MASSIVE」のメインとサブベースを混ぜてます。
土台を支えることに徹しました。



そういえば、初めて「iZotope stutter edit 」使いました。

すげー面白い(笑)
この曲の制作時は無印でしたが、現在は2。
正直オマケで付いてくる事が多いので意外と持ってる人は多い気がします。
演奏とは違う感覚でやれるので、僕みたいな頭の固いおっさんこそ使った方が刺激があって良いのかもしれません(笑)


ミックスはギターのミックスに四苦八苦した記憶があります。
今も四苦八苦してますが、この曲含めて上手くいった記憶がない。。。


最終形態はこうなりました。


■主な使用音源(プラグイン)

・4Front TruePianos

・Native Instruments KONTAKT5

・Native Instruments MASSIVE

・UI Standard Guitar

・XLN Audio Addictive Drums 2

■終わりに

振り返ると「2021年1発目の曲」という事もあって結構新しいチャレンジしてたんだなと思いました。
常に新しいチャレンジはしていきたいんですが、どうしても「いつもの」やってしまいがちですね。
良い意味での継続と挑戦、頑張っていきたいと思います。


ま、noteしばらく更新してなかった僕が言っても全然説得力ないですけどねー(笑)
また、更新するように頑張ります!

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