永彼方

何者でもない社会人。(24)

永彼方

何者でもない社会人。(24)

マガジン

  • 家族は小さな国家だと思う。

    私は家族は小さな国家だとおもう。 一緒に生きていくために助け合って、 文化をつくっていく存在。 さあ、あなたは どんな家族文化をつくりたい? ここにそのヒントがある。 coming soon

最近の記事

結婚と恋愛はちがうから。あのことばの、答え合わせはこの先で。

「高校生みたいな恋愛と結婚はちがうからね(笑)」 どんよりと曇ったあの夏の日。 別れ話がひと段落したあとの帰り道で、 言われたあの言葉。 5ヶ月たった今でも考える。 頭ではわかってる、 もう終わったこと。 もう考えたって意味のないこと。 たぶん大した意味も暗喩もない。 でも彼にとって、 私はなにを持ち合わせていなかったんだろうか? 「男の人は、付き合う人は顔だけで選ぶけど結婚となれば、中身を重視します。」 巷でよく見るこの言葉。 この価値観をもっていたとすれば、 私

    • ちょっとずつ、たぶん前に進んでいる。

      昔の私が書いた思いを読み返せば、だいすきだった彼のこと、今でも不思議なくらい最後はもうだめになってた。 ネイルを褒められても、ご機嫌取りされてるんだなって不愉快だった。 後ろからハグされても、無感情だった。 一緒にバスを待ってるときは、昨日のカラオケで怒っていたあの子のことを考えてた。 こうなるまでには、ずっとずっと、思いに蓋をしつづてきた。 彼は多分、仕事が忙しいから。 彼にも多分、彼の事情と正義があるから。 きっと、今だけ我慢すればいいから。 今頼ったら、負担に

      • まさか自分が部署ガチャに外れるとは、思ってもなかった。

        はっきり言って、自信があった。 自分が行きたい部署に入れることに。 入社先の会社はインターンで早期選考を 潜り抜けて、内々定をもらっていた。 行きたい部署に関しては、 大学2年間をかけて研究会に所属して 勉強してきた。 海外大学のショートコースにも 行ったりなんかして。 "絶対に" 入れる自信があった。 傲慢だが、内心どこかで ここまで熱意を持って勉学に励み 社会に対して熱い思いと解決欲がある 私が、入れない訳などないと考えていた。 そんな気持ちから 心底働くのが

        • 女の恋は上書き保存、なんて嘘だった。

          失恋1日記念日 かなしいよ、かなしい なみだとまらない もう別れるまでに悲しみきったと思ってたけど 全然涙とまらないよ 抜け殻みたいだよ 食べれないよ ベットでぬけがらみたいで 何もがんばる活力にならないよ おはよー! いい天気だねって いいたいよふつうの朝を むかえたいよ もうおはようがくることも 言いあうことも ないんだ おみず、たくさんのもうね 外はロンドン 友達にあいたいよ 抱きしめてほしいよ でもかんばるよ がんばるよ がんばれない 今はまだ何もが

        結婚と恋愛はちがうから。あのことばの、答え合わせはこの先で。

        マガジン

        • 家族は小さな国家だと思う。
          0本

        記事

          女の恋は上書き保存、なんて嘘だった。

          失恋0日記念日 裏切られてでも、信じてみたい。 そう思えた相手だった。 ずっと隣にいたい。 そう思った相手だった。 箸の使い方が綺麗で、 ゴールドよりもシルバーが好きで、 何気なく周りの調和を保つタイプの人だった。 ちょっと猫背で、 真面目で誠実で、 瞳が綺麗な彼だった。 皮肉にも今日、 1番聞きたかった言葉を聞けた。 もう一生出逢えないくらいの人だって、 思ってる。 絶対後悔するの、分かってる。 凄く冷静に、彼の話を聞けている自分がいた。 無理して一緒にいる

          女の恋は上書き保存、なんて嘘だった。