週刊少年ジャンプ感想(2021年23号)

〇逃げ上手の若君
歴史の教科書には必ず出てくる超有名な実在の偉人を、まるで人外の怪物かのように描くとは……さすが松井先生というか。
武力・知力・魅力をカンストレベルで備えたラスボスに対し、これから時行がどうやって反撃するのか。
まだまだ面白くなりそうだ。

〇Dr.STONE
予想の一つではありつつ、流石にそれは無理ゲーなんじゃないかと思っていた「スイカが独りで復活液を作る」という展開が現実に。
いや、まさかスイカにここまで背負わせるなんて酷なこと、想像したくなかったよ。
精製法が分かるとはいえ、今まで科学を傍で見てきただけのスイカが復活液を作るのに、どれだけの時間と労力がかかるのか。
おそらく年単位、下手したら数十年経過してもおかしくない。
次週の巻頭カラーでどんな展開が待っているのだろう。

〇ONE PIECE
お玉を傷つけられたことで、ビッグマムvsうるティvsナミという構図に?
実力では到底敵わないはずの相手にナミが一撃を喰らわすというのは、なかなか熱い。
しかし、そこかしこで状況が変わってるから、誰がどこで何をしてるのか把握するのが大変だ。

〇僕のヒーローアカデミア
ついに急襲するAFOからの刺客。
狙撃の個性っぽい女性のダツゴクも脅威だけど、隅にいるオーバーホールが何をしでかすか分からなくて怖い。
オバホの個性は死柄木と同じく「手で触れる」ことが条件だったし、両手を失った今は何もできないはずなんだけど、ここに登場する以上は何もしないわけがないんだよな……。
オールマイトの安否も気になるし、息もつかせぬ展開が続く。

〇ウィッチウォッチ
めちゃくちゃ面白かった。
メイン3人が絡まない話がここまで面白くて逆に大丈夫か?と思うくらい。
でも、こういう風に色んなキャラを掛け合いでおもしろ楽しく描けるのが篠原先生の魅力だし、どんどんやっちゃってほしい。

〇SAKAMOTO DAYS
研究所の所長もキャラ濃いめだな。

〇マッシュル
勝敗は着くのな。

〇ブラッククローバー
なるほど。その場のセンスやリスクじゃなく、長い時間の地道な事前準備で可能にした魔法なのか。
内容は熱いけど、作画がかなり心配な領域になってきた……。田畠先生もギリギリの戦いをしてる。

〇大東京鬼嫁伝(読切)
センターカラーを始め、画力がとても高くてキャラデザが魅力的。
話の雰囲気はジャンプというより、ひと昔前のガンガンとかを思い出す感じ。
構成がちょっともっさりしてるのが気になるけど、これなら連載で読みたい。

〇僕とロボコ
もうアオのハコをネタにすんのかよ。早えよ色々と。
そしてしっかり面白い。ロボコはジャンプで一番自由なやつなのかもしれない。

〇アメノフル
新キャラ、どうなんだろう。
ちょっとテンポが鈍くなったような。

〇アンデッドアンラック
嘘だろシェン………………。
いつもながら展開が早すぎる。普通なら不死×不真実のフェイント攻撃で1話くらい保たせるだろうに。
衝撃の展開なだけに、ここでシェンが本当に退場するとは思えない。
助かる道があるとしたら、リップを蘇生させた年齢を操作する古代遺物・ライフイズストレンジをファンがまだ所有しているパターン?
操作する年齢の10倍が使用者に返ってくる高リスクなアイテムだけど、おそらくアンディなら実質ノーリスクで使えるはず。
今回の回想にあった「お前に何かあったら、そのときは俺が助ける」という台詞からも、この展開になる可能性は高い気がする。
ただ、それにはアンディがファンを倒して古代遺物を奪うことが必要になるけど、シェン抜きでそうなるのも違和感がある。
ひとまず来週どうなるかだな……。

〇アオのハコ
雛ちゃんは雛ちゃんで可愛くて魅力的。ただ、矢印がどう剥いているかは明かされず。
これは無意識な好意か、それともこれから好意に変わっていくのか。
やきもきさせてくれる。

〇破壊神マグちゃん
シリアスではミュスカーに勝てない。なるほどね。

〇高校生家族
いよいよ親父がスタメンとして試合に。
キャプテン、監督、マネージャーとの力関係が絶妙で、やりとりがいちいち面白い。
これだけタメたんだからいいところ見せてくれよ親父。

〇夜桜さんちの大作戦
夜桜に翻弄されたという点で、太陽と皮下は同じだと。
お前が言うなという話だが、太陽には重大なダメージとしてのしかかる。
跳ね除けるには、やはり六美への想いが鍵になる?

〇あやかしトライアングル
ロボコで言ってた「あやトラのダークネス化」が露骨に現れている。そして何気にストーリー絡みの話も進んでいる。
矢吹神が覚醒してしまったか……?

〇ヤシャとツバキ(読切)
いい感じのゆるい雰囲気。本誌というよりジャンプラとかで読みたい感じ。

〇アイテルシー
最後のコマはちょっと面白かった。

〇灼熱のニライカナイ
イルカのガワって、そういう風に剥がれるんだ……。
クライマックスが近そう。

〇クーロンズ・ボール・パレード
剣と椿は早くも犬猿の仲っぽいやり取りが多く、そこを含めて全体の雰囲気を締める&まとめる役としては木戸くんみたいな性格が適任か。
これで5人、最後のページで出てきた新キャラ2人?を加えると7人。
掲載順的には厳しい位置。続いて欲しいとは思うけど、いっそ9人揃うところで終わってもキリがいいだろうか。

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