週刊少年ジャンプ(2021年33・34号)

今週はジャンプ+に掲載されたタツキ先生の「ルックバック」に圧倒されて始まった。
あの事件から2年目の翌日というタイミングに、あのクオリティの作品を以て追悼するというのは想像してなかった。
こういう特大のインパクトをぶつけられると、上手く言葉では表現できなくなる……。
本当にどこまでも底知れない人だ、タツキ先生。

〇ONE PIECE
フランキーには悪いけど、ササキと戦ってるということすら初めて認識した。
登場人物が多くなるにつれ、一人一人の描写が薄くなっていくのがなあ……。
ヤマトの姿はイヌ科の動物っぽいけど、幻獣種なら妖狐とか?

〇Dr.STONE
サイは龍水と違って好きなプログラムを極める大人しいタイプ。
それでも、コンピュータのない世界だろうとプログラムにこだわる姿勢は兄弟通じるものがある。
そんな彼の能力を受け、次のクラフトはコンピュータに。
いったいストーンワールドでどう作る?

〇アンデッドアンラック
珍しくやつれた様子で風子の連絡を待つアンディ。
単身でアンダーの包囲をかい潜り連絡経路をつなげる風子。
先週から続き、強いラブコメの波動を感じる。
貞子ちゃんの能力はオータム戦の前ならワンチャン通じたのかもだけど、年単位で積み重ねた絆を前には分が悪いわな……。
あと、不運が貴重だから殺されないのは確かだろうけど、脱走は脱走だから後で骨折くらいの罰は与えられそう。

〇こちら亀有公園前派出所(特別読切)
まさかコロナ禍で2回もこち亀を読むことになるとはね……。
昔のオリンピックのように、現実でも「何だかんだで開催して良かった」となればいいけど。

〇レッドフード
ベローの機転で人狼を倒し、めでたしめでたし……と思ったら、なんかデカイのと魔女が。
そしてとてつもなく不穏なモノローグも。
せめて村のみんなは生かしてあげようよ……。

〇ブラッククローバー
アスタが来ると安心感ある。

〇食戟のサンジ(読切)
3度目の食サンは、懐かしきアラバスタ戦のあとの宴。
おはだけを出さずに良い話としてまとめてるあたり、このエピソードへの愛情がうかがえる。

〇僕のヒーローアカデミア
友の呼びかけを頑なに拒絶するデク。
どうあっても人を救けるという意志の固さが、ここでは逆に仇となっている。
来週はいよいよ関わりの深い面子とぶつかることになるんだろう。
どう光の下の呼び戻すか。

〇NERU-武芸道行-
実力者との試合を終え、まずは入学から。
ぼちぼち最終的な目標とかテーマに繋がる話を読みたいところ。

〇夜桜さんちの大作戦
太陽はまだまだ甘いんだろうけど、それでも覚悟を決めたときはいい顔をするようになった。

〇アオのハコ
ひたすら先輩が可愛くて悶える。
この水族館、モデルはサンシャイン水族館か。
よく近くまで行くことがあるから、これからは聖地巡礼になってしまうな。

〇ウィッチウォッチ
ウルフ、飴の力だけじゃなくて他にも強さの原因がありそう。
それこそ狼男の末裔とか?

〇マッシュル
なんか勝手に色々言って勝手に逃げてったな……。

〇逃げ上手の若君
尊氏は何なんだろう……内に秘めた邪悪に自覚があるのか無いのか。
仲睦まじい兄弟というのも、フラグにしか見えない。
歴史を調べれば後々の顛末もわかるんだろうけど、ここは知らないまま楽しもう。

〇僕とロボコ
「なんだ蠅頭か……」じゃないんだよ。
ド吹かせババアでダンダダンを思い出したけど、ジャンプラもパロ対象に入るんだろうか。

〇破壊神マグちゃん
遂にミュスカーもゆるキャラ化。
そこまで計算して仕込んでるウーラネスが一番怖いわ。

〇SAKAMOTO DAYS
この世界の殺し屋って、そんなミュージシャンみたいなノリで憧れるものなの!?

〇高校生家族
やっぱり親元から攫ってきた猫だったか……。
虚無顔のゴメス、何とも言えない哀愁がある。

〇破天使と殺し屋(読切)
スタートダッシュ賞ということだけあり、続きが気になる数ページだった。

〇アメノフル
バトル中の妙にシュールなやり取り、わりと好きだけど連載で勝ち残るには向かなさそうな作風だ。

〇あやかしトライアングル
ヤヨには明かしたまま進むのか。ちょっと意外。
そして、すずのハレンチが加速度的に上がっていく。
普通は思わせぶりなだけで何事もなく(?)終わる展開だけど、すずだもんな……。

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