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バラとアオイと

 夏がいよいよ深化して、秋の気配が忍び込む
 雨上がりだとなおさらだ。緑の縁をしずくがころがる

キバラ

 あんなに豪奢だったバラの垣根が、小さいくて存在感のある一輪二輪に落ち着いている・・・秋に咲く準備をしているに違いない。
 昔のバラは春先に精一杯、という感じに咲いてそれきり緑の茂みに返る感じだったけど、この節、四季咲きというのだという。それでも、このあたりでは盛夏には休む。
 札幌で驚いたのは、バラに実がなることだった。
 関東のバラは実がならないのか・・・と思っていたら、これだけ普及するとちゃんと実のなる茂みがある。多分、昔は手入れする人が摘んでいたのだろう、もちろん、実のならない種類も多い、雄蕊が花びらに変る改良(?)が起った品種もあるから。

 おなじく豪華だなーと感じるのは、タチアオイの一種、モミジアオイだ。いつも・・・オクラに見えてしまうのは自分が<くいしんぼ>だからだろう。

モミジアオイ

 次から次への咲いて楽しませてくれる。すごい生命力だ・・・
 こんな激暑の時代に環境か・?に、元気なのはタチアオイ(ハイビスカス系?)と夾竹桃系くらいだろう。と、書いてしまうほど、元気な様子が印象的。ほかにも・・・ミョウガとかゴーヤとかすごいよねー

 蕾を写したくて探したのに、フォトジェニックそうなのは、これ一つ。こんなに咲いているのにね。・・てか、焦点があってないし。写るものをスマホレンズの真ん中に置けってアドバイス貰ったのに、不肖の弟子はこのていたらく。モミジアオイさん、ごめんなさい。
 つぼみ、好きです。日本人だよね・・・

モミジアオイの蕾

 もう一枚

モミジアオイ

 この、ハイビスカスの雌蕊雄蕊がたまらん。どうしてこの形状なのか。
 私たちの心や気持ちは目に見えないけど、些細な部分はこんなふうに一人一人違っていて、けっこう親子は似てるから、・・・そして遺伝していくのかもしれない。
 こころは見えないから、見えるものより大切にしたらいいってこの歌詞もたまらん。

 今日は嵐だからもう、外へ出ません。お盆だからじゃなくて。
 はたらいてくださっているみなさまにひたすら感謝を

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