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ピンクのバラの家
ロンサールのバラ。
札幌で始めて植えたバラ。バラの本を何冊か買って、病害虫に強く寒さにも負けないと知って花屋を何軒か探して買って来た。赤いバラに憧れがあった私は、もちろん、赤いバラも。その時はピンクのバラは「ピエールドロンサール」と暗記して探したのだった。赤いバラの名は・・・何とかミンスターだったけど・・・やっぱり忘れてしまっている。さて、そののち。
友達が「ロンサールのバラよね?」というので、あ、そうか、と。私の呼び名も短くなった。
バラも流行があって、ひところは花屋の店先に何十本もならんでいたのに、数年後には探してもなかった。
この町に住んで3年。新しい路地を曲がると、目の前の・・・空中にバラの花。浮いて見えた。ピエールドロンサールって思ったら、札幌の庭とダブった。門はなく、駐車場があって、その後ろに木の塀、そこに薔薇が這っていた。クライミングローズの名前通り。
その家の駐車場の地面には、何本かの枕木が道路と直角に渡してありその間に芝のような草が生えていた。ポコポコしたグリーン。ハーブの絨毯だとわかった。
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記憶の中のバラより桃色が強い。それは季節のせいなのか。
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隣の・・咲き始めのように見える花のクリーム色に懐かしさを感じてもう一枚。
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今日はいい日になってしまった。
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