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剣客商売・江戸そぞろ歩き

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池波正太郎著「剣客商売」の世界を歩いてみようと、地図を作りはじめました。  このマガジンは「江戸そぞろ歩き」の下準備。今ある場所に隠された記憶を探して、タイムマシン、できればいい…
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#地図

『剣客商売』目次/江戸そぞろ歩き

 「剣客商売・江戸そぞろ歩き」の地図です・・・全19巻・134話  この記事は目次、地図ができ…

haruka
1年前
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大江戸今昔めぐり

 少し前に、大江戸今昔めぐりというソフト(スマホ用)をインストールしました。剣客商売の地…

haruka
6か月前
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剣客商売第14巻 暗殺者

●この記事は、物語中の場所の地図を作るものです● 「先生、いかがです、五十両でございます…

haruka
6か月前
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剣客商売第13巻 第3話 剣士変貌

 タイトル画像は、江戸時代のお店カタログ。こういうものがあるんだーというのに気付いたのも…

haruka
6か月前
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剣客商売/そぞろ歩き地図

ご挨拶  ふだんの暮しの、見かけをちょっと剥いで、時間旅行に行きませんか。  池波正太郎…

haruka
10か月前
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剣客商売第12巻 第6話 逃げる人

 渡り中間が小むすめを林の中に引きずりこむのを見た老人は、見過ごすことができず、怯えつつ…

haruka
7か月前
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剣客商売第12巻 第3話 浮寝鳥

 その老人は、たしかに乞食であって、昼前から、浅草の外れの真崎稲荷社の鳥居の正面からはなれて大川を背に座り込み、日暮れまで動かず、菅笠の中に銭を入れると何やら口の中で呟き、軽く頭を下げる。  去年の夏ごろからであったろう。  近所の人などは「真崎様のお薦さん」と呼んだりしているが、小兵衛は「稲荷坊主」とよんでいた。  変わりないか、と、大治郎に尋ねたり、わざわざまわり道して、優しく声をかけながら銭をあたえることもあった。  今まで作ったものは「目次」記事でチェックいただける

剣客商売第12巻 第1話 白い猫

 小兵衛は昔、白い猫を飼っていた。お貞との切ない記憶が混じる。  昨日、果し状が届いた。…

haruka
7か月前
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剣客商売第11巻 第6話 助太刀

 夏。堤の草の上に筵を敷いて、扇子などを並べて売っている男。  大治郎は懐かし気に目を細…

haruka
7か月前
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剣客商売第9巻 第7話 剣の命脈

 志村又四郎は、金子道場の十傑の一人。  死病を得て寝ついている。  その朝。今際の望みは…

haruka
7か月前
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剣客商売第9巻 第3話 或る日の小兵衛

 小兵衛は朝の雪隠で幻を見た。以前にも師匠の死去のとき、その幻(幽霊?)を見ている。小兵…

haruka
7か月前
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剣客商売第7巻 第6話 越後屋騒ぎ

地図で一歩  池波正太郎著「剣客商売」は、江戸の町が見えるよう!自分も歩きたいなって思っ…

haruka
8か月前
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剣客商売第7巻 第4話 梅雨の柚の花

はじめの一歩  池波正太郎著「剣客商売」は、江戸の町に詳しく、自分の足でも歩きたくなって…

haruka
8か月前
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剣客商売7巻 第1話 春愁

地図のこと  小兵衛宅へ、島屋孫介がやって来て『後藤角之助を見た』という。  12年前、小兵衛は四谷仲町で道場をやっていた。  門人の笠井駒太郎という若者の死体の上に『討ったるものは秋山小兵衛なり』とあった。犯人は後藤角之助と判明。浪人で当時27歳(逃亡)  公開しているものは「目次」記事でチェックいただけると嬉しいです。  地図(画像)地図1【12年前の事件】 12年前の事件・・・③四谷仲町の小兵衛の道場、⑭表町・飯田道場 ④後藤角之助(下手人)の住まい ⑤笠井駒太