第30回電撃小説大賞に応募しました

遥石幸です。今日は一つ、いや二つかな、報告があります。

その内容については、実はもうすでにカクヨムの近況ノートに記しています。

・第8回カクヨムWeb小説コンテストに落ちたこと。
・第30回電撃小説大賞に送ったこと。

この二つがお知らせしたかったことで、報告としてはこれで終わりになります。


ここからは今回の電撃大賞に投稿した小説『未来への帰り道』について、カクヨムの近況ノートでは語らなかったことも含めて、もう少し詳しく話していこうと思います。

まず、初稿が完成した時期ですが、近況ノートにも書いた通り、2018年頃です。正確には、2018年の6月だったと思います。

僕としては小説を書き上げた時期、そして書いた順番というのがとても重要だと思っていて、それらはホームページのほうにもこれまでの活動歴として載せてあります。

『未来への帰り道』は『インタラクション』の次、『朝焼けを見たことがありますか?』の前に書いたということですね。

この小説『未来への帰り道』の初稿が完成したときの話ですが、僕はふと「これは今までの集大成としての小説になるだろう」と感じました。

特別に優れているとか言うつもりはありません。僕にとっては書いた小説のすべてが傑作であり、どれが一番とかはなく全部が大切な存在です。

では、集大成とはどういうことかというと……どういうことなんでしょうね?

なんて、自分で言い出しておいてはぐらかすというひどい行動に出てしまいましたが、実際僕自身も意味がよくわかっていなかったりします。

ただ、集大成だと感じたのは事実で、それはきっと『未来への帰り道』の以前と以後で何かが変わったことを示唆しているのだと思います。

初稿が完成してから、今はもう5年近くが経ちました。当時この小説を書いていた事自体が、今となっては懐かしい思い出になりつつあります。

何かが変わった、いや常に変わり続けている流れの中で、今回の電撃大賞に『未来への帰り道』を出せたことは、もしかしたら一つの運命なのかもしれませんね。


お話は以上です。

「まあ、一次落ちかもしれないけど」というオチで締めくくろうかと思いましたが、縁起が悪いのでやめておきました。

って、書いちゃったら意味がないか。

とにかく受賞を祈りながら、選考の結果を待ちたいと思います。


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