欠片集め

次に書く小説のことをちょっとだけ考えています。

現状をお伝えすると、今新作を一つ書き終えたところで、それの推敲をメインにやっています。

けれども、そろそろ次の小説の構想を練っていかなければなりません。

というわけで、推敲作業と並行しながら考えているのですが……。

はい、まだ全然方向性が定まっていません。


僕の中の経験や感覚として、小説を書き始めるためには「核になるもの」がいくつか必要になってきます。

曖昧な表現になってしまいますが、その「核になるもの」がこれくらいあればとりあえず書き出せると思えるところまで揃えば執筆を開始できます。

じゃあ、その「核になるもの」ってなんだよって話ですが、これがとにかく人に説明しづらいんです。

例えば、世界観とかキャラクターとかそういった言葉で表してしまえば、あるいはもっと広範囲な言葉で「設定」だと言ってしまえば、それが一番伝わりやすいと思います。

けれど僕の場合、それらはすべて「後に来るもの」のような気がしています。

ということはつまり、設定とかよりも「先に来るもの」があるということになります。

だんだんとややこしくなってきました。自分でも混乱する。特に「〜もの」を使いすぎたのが失敗かもしれない。ですが、引き下がれないのでこのままいきます。

では、その「先に来るもの」はどこから生まれてくるのか。

それは「なぜその小説を書くのか?」という自問自答によって出てきます。僕がよく言っているやつですね。

僕はその問いを書いている間も繰り返し自分にぶつけるのですが、書く前の段階でも当然何度も実行しています。

そうして誕生した「欠片」がいくつかの「核になるもの」に変わり、これなら書けるという自信に繋がるといった構図です。

最後はなぜか「欠片」という言葉に頼るという……。「先に来るもの」と「後に来るもの」はどこいった? まあ、皆様に少しでもニュアンスが伝わっていればいいのですが。

とにかく、今はそんな欠片集めの段階です。

長々と訳のわからない話をしてしまいましたが、僕としては考えを整理する良いきっかけになりました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

初めて僕のnoteを訪れた方にとっては、特に意味不明な内容だったかもしれません。もしちょっとでも共感していただけたなら幸いです。そんなに強くお薦めはできませんが、ぜひ他の記事も読んでみてください。

初めての方もそうでない方も、また次回会えるのを楽しみにしています。それでは。

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