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とりあえずTGS2019に来た人が行ってみるべきブース9選


今回は題名の通りです。

TGS公式サイト(https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/

言ってませんでしたが、僕はTGSこと東京ゲームショウが大好きです。
幕張メッセという国内有数の大規模な箱いっぱいに、いや近年はちょっとハミ出るレベルにゲームが満ち溢れたあの特別感は、自分をそれこそおもちゃ箱を前にした子供のような気持ちにしてくれます。

毎年出展社数と入場者数が増えていることからも規模の拡大は明らかですが、それに伴い「行ったは良いけど混みすぎて何も見られなかった」という感想も。混雑は自分の力ではどうしようもないのですが、最新で最高のコンテンツばかりが転がっている空間なので情報不足で楽しめないのは凄く勿体ないと思います。

ということで自分なりに今年の注目ブースと、こういうのが面白いよという情報をまとめてみました。
前置きが長くなってもしょうがないので本編行きます!


① コーエーテクモゲームス

https://www.gamecity.ne.jp/tgs/index.html

TGSへ行くメリットのひとつに「最新ゲームの試遊が出来る」というのがあり、やはりゲーマーとして大興奮要素なのは間違いないのですが、注目タイトルだって何時かは発売されておウチで遊べるので無理に拘ることは無いと思います。

じゃあTGS行って何すんだって、コーテクみたいな気合の入ったフォトスポット行って写真撮るんですよ。今年は『仁王2』ですね。

フォトスポットは比較的短い待ち時間で楽しめて思い出にもなるし、大体世界観バッチリ再現したスポットほど私服とミスマッチして妙に面白い写真になります。

LINEのトプ画にしたり普段一緒にゲームしてる友達の写真で笑ったりが手軽に出来るフォトスポット、意外と準備しているブースが多いのでオススメです。


② SEGA KONAMI

SEGA https://tgs.sega.jp/
KONAMI https://www.konami.com/games/event/tgs/

そうは言うけどやっぱ色んなゲーム遊んだり見たりしたいやろ」というのも至極真っ当なご意見だと思います。そんな時は空いてるブースを探すのも良いですが、SEGAブースやKONAMIブースもオススメです。

というのも両ブースは自社取り扱いタイトル数の多さに加えて、パートナーズタイトルとして他メーカーのタイトルも数多く扱っています。“気になるメーカーは出展してなくてもソフトは他ブースで出てるかも”というのは頭に入れておくと良いと思います。

ちなみにSIEブースには各メーカーの注目タイトルが集まっており、PSplus加入者を対象に事前試遊予約というシステムもやってるんですが、記事を書くのが遅くなったがためにもう殆ど残ってない。許せ。


③ e-Sports X

https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/event/esportsx/index.html

近年のブームに先駆けてTGSでは数々のタイトルで大会が開かれ、トッププレイヤー達によって無数の名勝負が行われてきました。主催者ステージの“e-Sports X”もそのひとつであり、最近主流の“eスポーツ”表記じゃないのが逆に歴史を感じられて良いと勝手に思ってます。

とにかく主催者ステージだけあって規模がデカいのが特徴で、一般公開日の2日間だけでも『ぷよぷよ』『CoDMW』『DOA6』『スト5』『鉄拳7』『DQライバルズ』などなど大量に国内トップクラスの戦いが見られますので、これだけの為に普通に(今年から1000円→1500円に値上げしたけど)TGS入場料を払って観に行く価値アリ。

各ブースでもエキシビジョンマッチを実施するタイトルは多く、しかも「eスポーツを現地で観戦する」という文化はかなり多くの人数が同時に楽しめるのでTGSの混雑緩和に一役買ってくれていると感じます。

eスポーツ版『オールスター感謝祭』かってくらいにプロゲーマーや関係者が集結するので、ファンボ活動もワンチャンあるかも。


④ カードファイト!!ヴァンガード

https://cf-vanguard.com/event/tgs2019/

ブシロードは例年スマホアプリブランドのブシモとしてブース出展していましたが、今年はなんとヴァンガードで単独出展。TGSに集まるのは何もビデオゲームだけではないと我々に教えてくれています。

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このデジタルカードゲーム全盛期来てるんじゃないかという昨今、PRカードの配布にアプリ版の『ヴァンガード ZERO』の試遊といったいつも通りの展示をしつつ、普通にトッププレイヤー向けの大会から構築済みデッキでの対戦会や初心者講習会までやってくれるというのは驚きです。

貸し出しデッキもあるみたいなので、最新テクノロジーが飛び交う幕張メッセの中でシンプルに紙カードでの対戦を楽しむのもオツなものではないでしょうか。(プレイ時間は長めだと思うので回転率は低いかもしれませんが)


⑤ バウヒュッテ

https://www.bauhutte.jp/event/tgs/

TGS現地でしか中々出来ない体験のひとつが「ゲーミングデバイスを実際に見て選ぶこと」です。最近は店頭で展示している店舗も増えていますが、大小国内外を問わずアケコンの部品からゲーミングデスクまで揃いに揃っているのがTGSの素晴らしいところ。

中でもバウヒュッテは『デスク秘密基地化』と題して大型のデスクやラックをセット展示しており、ゲーミングデバイス販売店でも中々お目にかかれないものを体験して検討できるというのが貴重です。

こうした来場者参加型のキャンペーンを実施しているブースも多く、もちろんキーボードやヘッドセットなど小型のデバイスを見てみるのも良いですね。キャンペーン価格で普段買うよりもお得なケースも多いし、何より決断しやすい機会だと思います。


⑥ 五反田エンタメベンチャーズ

https://ama3.net/

毎年どこかブッ飛んだ展示をするブースがあるのもTGSの醍醐味なんですが、今年は㈱サーチフィールドと㈱flaggsの共同出展である五反田エンタメベンチャーズが“深海魚×擬人化×対戦格闘”ゲームの『AMA3(アマサン)』のPVを展示します。

これのどこがブッ飛んでるのかというと、実はこの『AMA3』は両社のイラスト受託事業とゲーム開発・アニメ受託事業のPRのために制作された架空のゲームであり、開発は一切行っていないのです。作ってないゲームのPVを流しながら作ってないゲームのグッズをプレゼントしちゃうぞ。

TGSは木曜と金曜がビジネスデーとして実施されており、このようにビジネス色とゲームが見事にミックスされた展示も少なくありません。(それにしても『AMA3』は尖ってますが)

一般公開日にも展示を行っているブースが殆どで、他にもゲームを介したコミュニケーションツールや開発ツールなど、最新のテクノロジーをゲームに落とし込んだものが。それこそフラっと遊びに行っても「普段お目にかかれないゲームにまつわるサービスを見られる」というTGSの唯一性は、ビジネスソリューションにあるのかも。


⑦ ミニ四駆 超速グランプリ

https://tgs2019.bandainamcoent.co.jp/title/

毎年どこかしらブッとんだモノを配るブースがあるのもTGSの醍醐味なんですが、今年はバンダイナムコ内のアプリ『ミニ四駆 超速グランプリ』コーナーにて本物のミニ四駆が手に入ります。ちゃんと走るヤツ。

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コーナー内には1/1スケールの“ミニじゃない四駆”エアロアバンテも展示されており、写真を撮ってSNSに投稿すると先着でミニ四駆が貰えるという仕組みになっています。(ビクトリーマグナムもあるよ)

PRのためにSNS連動のキャンペーンを行っているブースは多く、参加したい場合は鍵をかけてないアカウントを用意しておくべきですね。割とどのブースでも何かしら配っているので、なんでもかんでも貰って身動き取れなくならないように、欲しいものだけチャレンジしてみましょう。


⑧ Fangamer

https://www.fangamer.jp/pages/tgs-2019-lineup

TGS期間中の幕張メッセは1~8ホールで一般展示が行われており、9~11ホールは物販やAR/VRコーナー、eスポーツなどが中心のエリアとなっています。この両ホールを行き来するのは一旦外を歩いて移動する必要があるので物販がお目当ての方は先にこちらのホールから入場するのもアリかも知れません。

特にTGSでは海外から参戦してくれるショップも多く、Fangamerは『UNDERTALE』から『ボンバーマン』やレア社グッズなど喜ぶ人が大喜びするラインナップを備えています。他にも『マイクラ』や『PUBG』グッズを取り扱うInfolensブースなど、洋ゲーのグッズを欲している諸兄にとっては財布が何個あっても足りない空間になっていると思います。


⑨ インディーズ AR/VRゲームエリア 

とりあえずここまで紹介したブースで【試遊・配布・観戦・物販】というTGSの4本柱は網羅出来ていると思います。

しかしTGSの面白みはまだまだこれから。例えばeスポーツステージが終わって暇だなとか、物販で欲しいものも一通り買ったなと思ったら、是非同じホール内のインディーコーナーやAR/VRコーナーを覗いて行ってください。

そこには学生さん渾身のハイクオリティな作品があったかと思えば、普通に一般展示に出ていそうなレベルの個人製作があり、よく分らんが凄いことだけは分かる技術を駆使したゲームを通り過ぎると、言語はまったく読めないがノリだけでなんとなく遊べてしまう海外インディーが貴方を待ち受けています。

数年前なら「並ばずに面白いゲームが遊べる穴場」として紹介したかもしれませんが、最近はもうこの辺のゾーンでも普通に行列ができてたりしますね。

ただ、もしかするとここがゲームショウ全体で見ても技術と熱意の濃度が一番高いエリアかも知れませんから、立ち寄って「まだ俺の知らないゲームがこんなにあるんだなぁ」と感じてみるのもオススメです。



駆け足になりましたが、以上が自分なりのTGSのオススメブースと楽しみ方になります。

とにかくTGSに行く前は下調べをしていくことで楽しみやすさが段違いになるので、各メディアからのブースまとめ情報などをチェックしてみましょう。(4gamerさんのめちゃデカくて見やすいMAPとか


最後に、今でも千葉県の一部地域は台風による停電などの影響で大変な状況と聞いており、そんな折に幕張でのゲームショウの開催は色んな意味で大丈夫なのかと不安も感じています。

今のところ予定通りの開催となりそうですが、参加される皆さんは誰に言われなくとも移動・宿泊を含めて近隣の方々への配慮を忘れず、マナーを守って楽しみましょう。(徹夜厳禁)


人は多いし、暑いし、立ちっぱだし、TGSはやたらと疲れるイベントです。それでも来場者の皆さんが来る前よりもゲームショウと、そしてゲームのことを好きになって帰ってくれたら、僕はやたらと嬉しいのです。

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